ミニ四駆を長期保管している人間。
そして組み立て済みミニ四駆を購入している人間としては
「あぁぁぁ~」となる瞬間があります。
それが「タイヤの劣化」です。
新品のタイヤが1年で劣化する事はないのですが時間が経つとタイヤは劣化します。
中古の第一次の頃のミニ四駆を買うと、タイヤはヒビが入っていたり千切れています。
12年前に購入しディスプレイしているだけの私のミニ四駆のタイヤは弾力性がなくなり固くなっています。
(劣化する時間の目処は、その置かれている状況でかわるので、断定はできません。でも何も負荷をかけていなければ短時間で劣化することはないです。)
☆「固くなってヒビが入って千切れる」
ミニ四駆タイヤの経年劣化の代表例は
固くなってヒビが入って千切れます。
他にも「ベタベタする」もあるらしいのですが、今のところ私は経験はないのです。
ただゴム製品は長時間おいておくと、ベタベタして固着してしまう時があるので、ミニ四駆のタイヤでもそういう場面もあるのでしょうね。
☆「あえて固くなるのを狙う方法もあるけど、この話題はスルーでお願いします」
タイヤが固くなるという話題に触れると、
どうして意図的に固くするなどの
「干しタイヤ」と「縮みタイヤ」の話に繋がるのですが、これは今回触れないので、スルーでお願いします。
☆「結論。ゴムの劣化は避けられない。だから割りきる」
タイヤの劣化=ゴムの劣化です。
ゴムの劣化は何種類かあって、それぞれ劣化のメカニズムもわかっています。メカニズムがわかっているので対策も確立しています。
ゴム製品の経年劣化を防ぐ方法を使って、ミニ四駆用タイヤの経年劣化を防ぐ対策をしている人もいます。
ですが私は
「タイヤはどうしても劣化するものと割りきるのが一番良い」と結論づけています。
ミニ四駆の場合は、タイヤはアフターパーツとして安価で簡単に手に入れる事ができるので、劣化したら交換する。これがお金と手間がかからず楽です。
☆「今後入手困難な貴重なタイヤもある」
劣化したら交換する。
と結論を出したものの
「今後入手困難になり交換できない貴重なタイヤ」も存在しています。
例えば
・ダッシュ四駆郎SPキット付属のタイヤ
・Be1付属のタイヤ
・カラーのスパイクタイヤ
などが該当します。
経年劣化対策して「大事にする」のも重要かもしれませんが、私は「劣化し使い物にならなくなってもしょうがないかな」と考えています。
☆「割りきった上で、私がやっている事」
劣化するのはしょうがない。劣化したら交換する。
と結論を出した上で、それでも対策をしていることがあります。
それが
①劣化用とデッドストック用にわける
②外して置く
③タイヤとホイールの組み合わせは固定しておく
④白タイヤの漂白
です。
☆「①劣化用とデッドストック用にわける」
走行だけでなくディスプレイも劣化するので、それらをまとめて劣化用のタイヤと考え。
それとは別に全く封をあけず暗所に保管して置くデッドストック用のタイヤ
にわけています(暗所保管でも劣化はします)
劣化用のタイヤも
(1)とことん劣化しても構わない履きつぶす劣化用タイヤ
(2)少しでも長持ちさせたい劣化用タイヤ
とわけています。
☆「②外して置く&③ホイールの組み合わせ固定しておく」
②と③共通している話なのでまとめて説明しますが、
経年劣化ではなく短時間で起きる劣化として
「サイズがガバガバになってホイールから外れやすくなる」というのもあります。
スーパーハードタイヤを長時間同じローハイトホイールに装着したままだと、そのホイールのサイズに固定してしまい、他のローハイトホイールに合わなくなります。
なので
・ずっとホイールに装着したままにしないで外して保管
・そのホイールには、このタイヤという組み合わせと決めておく
ということにしています。
☆「④白タイヤの漂白」
白タイヤは、どうやっても黄ばむ。
黄ばんだから違う白タイヤに交換してもそれが今度黄ばむので、白タイヤに関しては漂白しています。
その漂白に関しては
「黄ばんだ白タイヤを白に戻したい!!」
で説明しています。
☆「2022年段階の私の考えは以上です」
「ゴムの劣化は避けられない。だから割りきる」の考え方は、2022年段階の結論です。
確かに10年後20年後ミニ四駆の販売がつづいているのか、 交換パーツが存在しているかは不明だから、少しでも対策を考えておく必要もありますが、でもそこまで大袈裟に考える段階でもないかとは、私個人的には思っています。
ミニ四駆の経年劣化の話は、他にもあるので、それはまたの機会で触れていきたいです。
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コメント
TYPE-1のパーツもタミヤアフターにはあるので部品注文で何とかなりますが、赤スパイクのように特別な仕様のものだと妥協しないといけない場合があります。
あと、トラッキン初期の専用タイヤは他と違い経年でのべとつきが出ます。
自分は長期保存で泣かされるのはタイヤよりホイールの劣化ですね
プラスチックが硬化して割れてシャフトがホイールの軸を裂いてしまうのでホイールが使えなくなるんですよね。
ゴムの劣化はどうしようもないですからねぇ
完全に消耗品と割り切るしか
detsukaさんコメントありがとうございます。
この記事を書いている時
・タイプ1&3のタイヤ
・Be1のタイヤ
は貴重ゆえ経年劣化対策の必要性はあるタイヤなのかな。と過りました。
名無しさんコメントありがとうございます。
確かにホイールの劣化も厳しいですね、
劣化してガバガバになるのがわかっているので、私は、ホイールは抜き差ししないようにして経年劣化対策しています。
たむさんコメントありがとうございます。
ほんとゴムの劣化はどうしようもないです。
とりあえず代替品があるのでそれが救いかな。
ローフリクションは材質的に劣化しにくそうな気がします。確証は無いですが…。
おはようございます。実車でもレストアする時に1番最初に交換するのは、ゴムパッキンですからゴムの劣化は仕方ないですね。あと昔のゴム付きローラーも劣化して千切れますよね。
名無しさんコメントありがとうございます。
スーパーハードは10年以上経ったものがあり、色々劣化は感じているのですが、私は比較的新しいローフリクションはまだ劣化を確認出来てませんね。
Re-Zさんコメントありがとうございます。
ゴムは突然 千切れるので困ります。
自動車だとちいさなゴム交換で、良い金額取られるのが辛い(涙)
おはようございます。
蔦屋さんはじめ皆さんのコメントからすると
考えられる対策は取りつつ劣化する物として
準備しておくのが良さそうですね。
ノスタM4さんコメントありがとうございます。
2年3年で劣化はしないです。
ただし白タイヤは1年で黄ばみます。
☆「個別の質問どうぞ」
ノスタさんきっかけでこの記事を書いたのですが、「万人にむけて」に書きました。一方ノスタさんの気になることには答えていない気もしています。タイヤの劣化に聞きたいことありましたらどうぞ。