☆「ハイマウントチューブスタビセットと私」
ハイマウントチューブスタビセットが新製品として発表された時
私は「新規開発されたGUP」として紹介したら「新規でないよ。流用されたものだよ」と突っ込まれた記憶があります。(以下チューブスタビと略)
☆「ゴムブレーキセットの流用」
チューブスタビは、以前「ゴムブレーキセット」として発売されていたものを流用したものです。
前述したように「新規開発」ではないです。
ハイマウントチューブスタビセットが発売される前からゴムブレーキセットの1パーツを使ったスタビ「通称 湯呑みスタビ」して存在していました。
それをタミヤが逆輸入して販売した形になります。
☆「短時間で商品展開しました」
チューブスタビは
・クリヤーグリーン(2019年2月 限定)
・クリヤーバイオレット(2020年1月 限定)
・クリヤーイエロー(2020年10月 限定)
と発売され
・ブラック(2020年12月 定番)
と短時間でカラーバリエーションが発売され、最終的には定番化されました。
短時間で頻度のある販売でしたが、買い求められているのは確かで、限定だった商品は最終的には店頭からなくなりました。
☆「ローラー無制限でスタビの存在が揺らいでいる」
チューブスタビを含む「スタビの役割」は
「車体が傾いたときの支え」です。
ですが現在ローラー数が無制限になっているので、ローラーの数を増やし高い位置に設置すれば、高い位置のローラーが支えになりスタビ代わりになるので、スタビは要らなかったりします。
そんな中でのチューブスタビの存在意味はなんでしょうか?
ここからは私の評価です(あくまで私個人の評価です)
☆「個人的な評価①径が小さい」
スタビは
①高い位置にあると有効
②ローラーに近い径だと有効
です。
現在のローラーセッティングの主流は「フロント大径ローラー」ですのでスタビも大径化します。
大径化して高い位置にセッティングすると「コース縁(へり)に引っ掛かり易くなります」
これは大きな問題です。
ハイマウントチューブスタビは径が小さいので、引っ掛かりのリスクが小さくなります。
これはチューブスタビのメリットです。
☆「個人的な評価②接地面積が大きい」
従来のスタビヘッドに比べて、支える部分である接地面積が広くなりその分安定感が増します。
☆「個人的な評価③面積があるので、加工しやすい」
接地面積が大きくなると摩擦抵抗も大きくなり失速しやすくなります。
ですが、それを逆手に取り
ブレーキスポンジやマルチテープを貼ることもできます。
従来のスタビヘッドだと面積がなくて、こう言った加工がしにくかったです。
☆「改善して欲しい点①低摩擦素材にして欲しい」
改善して欲しい点もあります。
①は低摩擦素材にして欲しいです。
力がかかる部分。COしてひっくり返って落下したら衝撃を受ける部分なのでクリヤー素材だと割れやすく不安です。
定番商品からは従来のプラ素材と告知されております。クリヤー素材のわれる問題は解決しそうですが、
出来れば「低摩擦素材」で作って欲しいです。
☆「改善して欲しい点②大きな湯のみを作って欲しい」
あまり大きな径にするとメリットを失くすので
出来れば12ミリ径ぐらいの大湯呑みを作って欲しいです。
私独自の使い方としては
☆「私の使い方①」
スペーサーより太い円筒と言う点も含めて「何かに使えそう」な気がしています。
私はフロントではなく、リアですが、
リアローラーセッティングの「13ミリローラーと13ミリローラーの間」の引っ掛かり防止
☆「私の使い方②」
下層フロント19ミリローラー
中層 17ミリ大径スタビ
上層 チューブスタビ
スタビとしての働きは、中層の17ミリスタビがして
高い位置にチューブスタビを装備して、ひっくり返る直前に「チューブスタビが天井ブレーキとして作用する」
と言う使いかたを考えています。
☆「俺は好きだけど、世の中的にどう評価しているかわからない。けど愛されるのでは?」
ミニ四駆界隈には
・自分は好きだけど、レースシーンでは評価されていない
・自分は好きではないけど、レースシーンでは必須アイテムで渋々使っている
と言うものが多々あります。
私はチューブスタビの事好きです。形がスッキリしているし、後述するコース縁(へり)の引っ掛かりのリスクも軽減できるので「使えるアイテム」と評価しています。
ただ!私以外の人がどう評価しているか、わからないアイテムです。
以前から「湯呑みスタビ」として実力者のマシンにつかわれているのは見かけますし、現在売れている感じがするので、評価されているのかな?
評価はわからないのですが、なんとなく愛されるGUPになる予感しています
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コメント
湯呑みスタビって以前から気になってはいたのですが「こんなパーツどこから持って来たんや」状態だったので、待望の発売でしたね
見つけたら必ず買うようにしてます
中にスペーサーが入るとは全然気づきませんでした
これで使い方に幅が出ますよ
たむさんコメントありがとうございます。
実は私も、わからなかったんですよね(笑)
スペーサーやナットまでは入るのですが、それ以上は入らないので、湯呑み内のナット留めがしづらい問題があります。
こんにちは。これからの展開で13ミリローラー、ブレーキと共に推し色パーツになるんでしょうね。クリアーイエローで思い出しましたが、VQSアドバンスセットのAパーツもクリアーイエローなんですね。こちらは私のアメブロ(有)保土ヶ谷車輌に写真をあげてあるので、ご参考にどうぞ。
Re-Zさんコメントありがとうございます。
良く出す限定カラーを出した上での定番商品で黒を出すので、一旦終了でしょうかね。
ただ!
カラーバリエーションに使いやすいアイテムだとは気づいたと思う。問題は「文字を入れる」などが出来ないので、イベント限定アイテムとして出せないのは痛いかな。
スキッドの押さえの代用に使うかもね。
素材が柔らかいのであれば切った貼ったして、色々な隙間にはめたり、520を無理やり突っ込んで大きなゴムローラーとか、やれる事広がりそうですね。
レッドマシンさんコメントありがとうございます。
クリヤー素材のものは「固い」ので、刃を入れる加工や力を入れるとす「割れそう」なのが難点です。
刃物を使う加工は、ブラックが良いかも。