VZシャーシについて思うこと①
にひきつづき「VZシャーシについて思うこと②」です。
発売直後の2020年3月段階のVZシャーシについて思うことを述べていますが、後日 変わる可能性は大いにあります。
☆「今の所 強度に不安はない」
ねじれ易いので「柔らかい」と言う手応えは感じますが、「危うい」と言う不安はないです。
☆「私のバンパーレスへの不安とVZへの期待」
私がバンパーレスをしない理由として
・バンパーを切ることでシャーシ全体の強度が落ちる
・土台とステーを接続したときの強度と精度に不安
です。
VZシャーシがバンパーレスを前提に作られているのなら、この辺りを解決しているのではないかと期待しています。
☆「接続強度と精度」
接続強度に関して
・土台とステーの接続の強度
・ネジ止め取り付けによるシャーシの歪み
の点で不安を感じていました。
土台が平面で面積もあるので「面と面」でしっかり接続できるので強度と精度は出せそうです。
ネジ止めしてもシャーシへの歪みはあまり感じませんので、精度は出せそうです。
ただキットの説明書だと、土台とバンパーはトラスビスで二点止めしていますが、四点でとめるのがいいと思います。
☆「電池込みで強度は出すのかな」
VZシャーシについて思うこと①の記事で触れたのですが「モータ周りが動きます(ガタツキます)」
でも!
(1)電池をいれるとモーターのガタツキは軽減します。
モータ周り以外でも
(2)電池を入れると、ねじれの度合いも小さくなります(強度がでます)
なので電池を補強要素としてシャーシの強度を出しているのではないでしょうか?
☆「軸受けとAパーツの素材が違う」
個人的にVZシャーシで評価したいポイントのひとつ。
「ギヤカバーなどAパーツを普通のABS樹脂素材。
軸受けだけ低摩擦素材に分けたこと」です。
Aパーツも低摩擦素材にすると、滑って困る場面があったので、分けたのは良いです。
☆「走行面以外でのバンパーレスの恩恵」
VZシャーシの手軽にバンパーレスができる恩恵。
走行だけでない部分でも恩恵があると思います。
私は、コペンボディでバンパーレスだと、実車に近づくので、バンパーレスの恩恵、VZシャーシの恩恵を感じています(違和感もありますが)
今後、VZシャーシバンパーレス搭載前提のフロント周りの裾が長いスープラボディを新たに作っても面白いとは思います。
☆「追記 VZシャーシ搭載GRヤリス」
VZシャーシ搭載のGRヤリスは、バンパーレスの恩恵があります。
☆「あまりVSな感じはしない。そしてVSの補強は様子見していいかも」
VSシャーシの後継シャーシですが、そこまでVSシャーシの要素はないです。
むしろ別物です。
あと
VSでは定番だった補強はVZシャーシにはまだ適用しなくても良くて「様子見」してもいいと思う。
☆「コンセプトが他のシャーシと違う」
VSは正統派だから、その後継シャーシのVZシャーシも正統派
とついつい思い込むけど、
VSも含めて、今存在しているシャーシとVZシャーシのコンセプトが違う。
他とは別物なので、むしろ「VZシャーシは異端」な感じです。
異端だから、今までとは違うアプローチのセッティングを考える必要があるのではないかと考えています。
☆「既にやってくれているから、シャーシはノーマルでGUPはポン付けでいいのでは?」
VZシャーシに手を加えようとすると
・軽量化の為の切断。
・ねじれを作る為の剛性を低下させる加工
・ギミックを入れる目的で刃物を入れる
等の必要がなく、既にやってくれているので、VZシャーシは全く手を付けずにあとはGUPの着脱で調整すれば良いのでは?
と思ったりします。
もしそれで良いのなら「完璧な初心者向けシャーシ」になるのではないでしょうか?
☆「発売直後の現在VZシャーシに対しての私の思うことのまとめ」
①余裕がある
②シャーシに手を加えずにGUPで盛っていくシャーシでは?
です。
あくまで今の私の意見ですけどね。
☆「追伸 時間ないから出来なかったのですが、耐久テストしたかった。」
実走は一度。
・ボディなし
・ノーマルモーター
・グリスなし
・ややパンチのないネオチャンプ
でJCJC1セットを走らせました。
軽いので遠心力に負けて吹っ飛ぶかな?と思っていたので普通にLC入ったのは、驚きました。
これねじれ・しなり効果なのかな?
時間があれば「ひたすら走らせて、破損する箇所」を調べたかったです。
その破損する箇所が、VZシャーシの弱い部分ではないかと思います。
多分 耐久テストは誰かがやってくれると思うので、それを期待したいです(笑)
コメント
VZ、フロントバンパーの強度は低いですよ。
バンパーレスにした時、バンパーカットしたARやMA程の強度はありません。正直、バンパーはカットするより補強する方がずっと手間が掛かります…w
今後はVZを走らせながら、どこをどの程度補強すべきかを考えようかなと思います。
メロンパンさんコメントありがとうございます。
私が触れたかったのは、付属バンパーでなく「土台。ならびに土台とバンパー接続の強度と精度」の方でした。説明不足で申し訳なかったです。本文は加筆と修正しておきました。
とは言え!
メロンパンさんの指摘は、土台とバンパー接続。土台の話にも通じていて、バンパーレスをやってる人からすれば、VZの土台の部分は強度不足なのかな。
そう思うと私も「足りないのかな」と思い始めています。
まさにペラシャ受けに補強入れようとして
接着剤をいらない場所につけてしまい後悔した私がいます
カウンターギヤが当たる場所です
でも一応JCJCで秒6程度は出たのと(自慢のつもり)
異音はしないのでギヤには干渉してないのかなあと思いました
私はVZ好きです
>最初に手に取って思った事。
やっと手に入れました。
箱を開けて、何故か小さいS-XX?って思いました。
>バンパー
上記の感想が
バンパーの上に拡張部品を載せる事、後継シャーシである事。
バンパーレスの仕方がMA/AR用のフロントスライドダンパーを低い位置に装着前提な切り方。
フロントスライドダンパーの基部が合うのです。
そして実車系ボディを載せる場合
基面積が小さいので、更に切っても(完全なフラット)便利でしょう。
※私はパンパ―なしはMSバンパーレスユニットが一番だと思ってます。
>ギヤボックス
ギヤ横にネジ穴がありました。
S2セッティング用ワンロックカバー(以下ワンロコ)を流用して、カウンターのセッティングし易いようにした…のでしょうけど、これがガタ付きの原因ではないでしょうか?
S2ワンロコは結構ガタつきます。
その原因が…カウンターがズレる。
走行中や運搬中の衝撃で、ギヤカバーが外れる事しばしば。
しっかりカウンターを固定(確認し)、ネジを使ってギヤカバーを固定カバーにすれば、(不便ですが)ガタつきません。
懐かしい事言うとS1、TZ時代のギア/モーターカバーのロック強度に呆れますw
凄く硬くて外せなかった。
あれは速いわ。
しなりを謳っただけにセンターに衝撃が来易く、モーターやカウンターがよくズレるのではないかな?
>センターカナードの作り
FM-A寄りのカナードになりましたね。
ローラーよりマスダンパー(セミスクエア?)前提でしょうか?
本格的にMA/ARなどの部品を使いたいようです。
ナローな旧規格ではなく、新規格のワイドGUPがタミヤの本命にして、攻略すべきGUPって事でしょうか?
>これは果たしてVSシャーシなのか?
確かにショートホイールベース、ナロートレッド、小さいシャーシ、Aパーツの殆どがVSの流用である事は確かです。
でもこれがVSシャーシ…?と思う事もあります。
私のVZはフロントにFM-Aのアンダー
リヤにMAのアンダー的なものを装着しました。ノーマル感でこれはこれで終了…
もう1台はスターターパックの部品を流用して、今後出るだろうVZシャーシスターターパックを製作します(^_^;)
VZシャーシ確かにぐにゃぐにゃですね
かといってそれがマイナスにならずに粘りがあるといった感じで
とりあえず今は前後をFRPに変えて走らせてますが
ガチガチに固めるよりかはある程度にしといた方が良さそうな感じです
あとはマスダンパーやボディ提灯等を着けた場合このぐにゃぐにゃ感がどんな効果をもたらすのかが気になりますね
百恵さんコメントありがとうございます。
VS加工の定番のあそこの補強を、皆さんVZでもやりますよね。
駆動音 静かですよね。
じつは私もVZ好き。
レッドマシンさんコメントありがとうございます。
☆「ワンロック」
ネジ穴を使って固定はしたのですが、劇的に「かっちり固定」と言うような変化はなかったのがちょっと残念です。
微妙にネジ頭が入るスペースがないのも残念。
☆「VSのAパーツの流用」
無加工でつくのはバッテリーホルダーぐらいです。
あとは「削らないと」無理です。
記事のために削ろうかと思ったのですが、そこまでしてVSのパーツをVZに流用する必要がないと思いやめました。
☆「逆にズレる為なのかな」
本文でも触れましたが、しなりやねじれ対策のために、余裕(がたつき)をつくったのではないかと思っています。
タツ坊3さんコメントありがとうございます。
VZシャーシにはブレーキなど が標準装備していないので、FMAから持ってくる人多いようです。
私もFMAから持ってくる予定です。
ポコポコさんコメントありがとうございます。
「粘り」それだ!
私もなんて表現すれば良いのか解らなかったのですが、粘りですね。
私もフロントFRPで考えています。
マスダンの挙動も変わりそうな気がしますね。
初めてコメントします。
じつは去年からミニ四駆を作り始めました。ですのでこちらの記事の中の完成写真を見て購入のきっかけにしています。
ネオVQSは発売日を過ぎても近くのドンキには入荷がなくて残念です。これからも参考にしていきますのでどうぞよろしく。
フェイムさんコメントありがとうございます。
はじめまして!
今後 フェイムさんが、私のblogをみて「これ買おう!」と思うようなエキサイティングでマーベラスな記事内容にしようと思います。
ネオVQSは売れているようで入手できないと言う声も聞きます。
ドンキより 模型店や家電量販店の方が入手しやすいと思いますし、ネット通販だと在庫あるようです。ネット通販も覗いてみてください。
ミニ四駆初心者なので細かい事は分かりませんが、個人的には「原点回帰」という印象が強いですね
かつてのミニ四駆シャーシの基本的な部分を継承しつつも新しい要素を加えてる感じ
素人なりに楽しみな1台です
たむさんコメントありがとうございます。
ここ最近「補強され硬いシャーシ」だったので、柔らかい手応えは昔のシャーシ。
リアバンパーを選べる感じは一昔前のシャーシです。
手にいれた時は「以前のシャーシ」と思ったのですが、最近は「新しいアプローチだな」と思っています。
初のVZは、ネジ5本追加の重たいVZシャーシになりました。
具体的に
・フロント側は2点留めなんですが、追加で4点留め。
・ギアケースをネジ留め
・リアステーに、(余ってた)AR/MAの純正ブレーキ追加。
と本来のVZではない状態に…。
レッドマシンさんコメントありがとうございます。
ネジが増えてもさほど変わらないでしょう。
やはりフロント4点留めが必要ですね。
このシャーシ、足しネジは程度の強度を出す『権利であって、義務では無い』、リア下ブレーキも純正では無理に付加する必要がない…なんですが。
ブレーキ着いても、(理屈の上では)コースに接触/摩擦するのは変わりないハズ…なのに、リアパーツ下のただの出っ張りが気になります。
ブレーキは当たるのが本懐!それならブレーキに当たってくれ!…て気分になります。
必ずしも全部盛り好き〜では無いですが、『ハードポイント寒い寒い病』に時々罹患します。
権利であるはず〜だから、選択しない、装着しない〜も発生するのですが…。
『ハードポイント寒い寒い病』に罹患すると、あたかも何か載せるのが”義務”である様に錯覚するのと、そこに”何かが無いが”ばかりに起こる悲劇を妄想して、勝手に恐怖します。
裏を返せば使い勝手の良い(自由度が高い)いいシャーシなのですが…『ハードポイント寒い寒い病』だとやる事いっぱいの、怖いシャーシとなります。
レッドマシンさんコメントありがとうございます。
レッドマシンさんの中では通じるのでしょうが、
「権利であって、義務では無い」
「ハードポイント寒い寒い病」
全く意味がわかりません。