☆「はじめに」
記事内で「FM」と表記したものは「FM=フロントにモーターがあるシャーシ全体を指している」と思ってください。
☆「ラウディーブルとFMAと記事をわけます。」
・ラウディーブル
・FMAシャーシについて
と記事をわけたいです。
今回はFMAシャーシについてです。
☆「実は世の中のレーサーはFMが好き。隠れFM好きが多いのか」
今回ラウディーブルと言うかFMAシャーシを買い求められたのは
「FMつかいたいけどSFMではキツい!!実戦に使えるFMシャーシキタぁぁぁ」と言う気持ちがあったからだと思います。
確かにSFMシャーシは存在していますが、SFMシャーシは21年前に登場した古いシャーシのため今のレースシーンにそぐわない部分があります。
今回のFMAシャーシ登場で
「FMシャーシ使いたいけどSFMシャーシだと・・・・・・・」
と言う人の実戦に使えるFMシャーシが欲しいと言うニーズにマッチしてFMAを買い求められたと思います。
予想以上に売れているのをみると、実は世の中のレーサーはFMに興味あったと言う事ですね。
☆「既存FMボディが売れている」
以前
SFMを使う人はいるが、SFMのボディであるガンブラスターやブロッケンGを使う人がいません。
と触れました。
しかしFMAが登場したことで
「実戦につかえるFMAシャーシが出たので、SFMボディを使うかな」と考える人も多くて、
早速
ガンブラスターやブロッケンGをFMAに載せ変えています。
FMA登場でガンブラスターやブロッケンGが再評価され売れています。
☆「FM化しやすい」
既存のFMボディではなく、FMではない片軸や両軸ボディのFMAシャーシでのFM化はしやすいと思います。
SFMでは大がかりの加工が必要だったボディもFMAでは小改造で済みそうなものは多いです。
☆「POM系でスライドはきつい」
FMAのギヤカバー、バッテリーカバーなど「スライドさせてカチッと固定するタイプ」です。
FMAはARとMAと同じ低摩擦のPOM素材がAパーツに使われています。
このPOM素材とFMAのスライド式の固定とは相性が悪いです。
スライドさせようとしても滑ります。
力が入らず固定しにくいです。
シャーシ下からモーターをいれる部分は、滑りやすくなった事でARに比べて外し易くなりました。これは良い点です。
しかしFMAシャーシで言うリヤ(モーターが無いほう)のギアボックスカバーは外そうにも滑って力が入らず「外れない」です。
☆「フロントギヤカバーがはめにくい」
先ほどリヤカバーの触れたPOM素材関係なく構造と言う意味ではなく、フロント(モーター側)のギヤカバーが嵌めにくいです。
入りにくいと変に力が入るので、ギヤの位置がズレたりもします。
私はかなり苦戦しました。
それをツイートしたら「スンナリ入りましたよ。簡単でしたよ」と言う声も聞きました。
あれ?私だけ?
そのあと2台購入した人から「スンナリなのと、ハマりにくいありましたよ」と言うコメントを頂きました。
私も2台目を購入して確かめたら
・入りにくい
・スンナリ
がありましたので、若干の個体差はあると思います。
まだ慣れていないので、嵌めにくいというのもあるのでしょう。
慣れていけばもう少しスムーズになるのでしょうかね。
☆「電池がいれやすい=プロペラシャフトの恩恵」
S2やARなどをFM化すると電池が入れにくいです。SFMも入れにくいです。でもFMAはそんな電池が入れにくい感じはなかったです。
多分 電池のスペースが広くなったと言うことが理由だと思います。
推測ですが、長いX用プロペラシャフトが採用されたのはそういう理由だと思います。
☆「だいぶタイトの駆動系」
ARシャーシの駆動系と同様にFMAシャーシは「タイト」な感じがします。
むしろARよりタイトな印象です。
ARもそうですが、このタイトと言うの部分に関して「タイトだから駆動効率がいい」と私は解釈しています。
一方タイトで「余裕がない」ので、
①ピニオンギヤーへの負担が大きくなる➡カーボンピニオンで対策
②余裕がないので衝撃がダイレクトに伝わる。衝撃に弱い
と言う問題点があります。
FMAの駆動系もタイトなのでARシャーシ同様に駆動効率が良くなっていると思われますが、ARと同じ問題点を抱えていると思います。
☆「プロペラシャフト大丈夫?」
オレンジクラウンが採用されています。
ピンクよりオレンジクラウンは固いと言われています。
つまり
・固いカーボンピニオン
・固いオレンジクラウン
・タイトな駆動系
こうなると強化されていない「プロペラシャフトのギヤ」に負担がかかる気がします。
☆「SFMセッティングはFMAにどこまで通じるかな?」
長年SFMを使っている人と、FMAでFMに入った人では「FMシャーシのセッティングの経験数」が違うと思います。なので長年SFMを使っている人からすれば「FMは甘くない」と言うかもしれません。
しかし!
私は「FMAセッティング。FMA攻略」のスタートラインに関しては、長年SFMを愛好していた人とそこまで差はあるとは思っていません。
と言うのは
SFMセッティングは
「SFMの弱点と問題点を改善する為のセッティング」と言うもので、FMシャーシのセッティングではないと思っています。
FMAはSFMシャーシの問題点を改善しているので、今までやっていたSFMのセッティングをする必要はそこまでないです。
問題点を改善する為にSFMでしていた加工やセッティングがFMAに通用するのでしょうかね?
そういう点も含めてFMAから「フロントにモーターがあるシャーシのセッティング」と言うのがこれから試行錯誤されていると思います。
☆「リンク」
①MAシャーシに載せました。
ガンブラスターXTO
コメント
出遅れましたが、FM-A購入しました。
近所の模型店は未入荷… 近くのヨドバシは完売。越県したお店完売、二店舗目定休日…三店舗目でやっと購入できました(汗)
限定モデルではないはずなのに?
今後の改造が楽しみな1台です。
FMAのギアカバーはリア側は出っ張りに指の爪を引っ掛けて外し、フロント側はねじ込む感じで入れると記事で指摘されていた事は少しは改善するかと思います。あくまで私の予想ですが、フロント側にネジ穴があるので、s2の様なワンロックギアカバーがGUPとして販売されたり、バッテリーカバーの方もFMAの付属ではないSFM式のバッテリーカバーの突起があるのでこちらもGUPとしてありそうです。(FMAのサイドフレーム?を切り落としてしまったのでFMAの付属のバッテリーカバー引っかからなくなりSFMのバッテリカバーを使用しています)
スーパーFMは強度もさることながら精度でも難があるからなぁ
FMAはその問題点解決してなおかつ整備性も上がってるからいい
あとはどれだけキットが増えるかかな
タツ坊3さんコメントありがとうございます。
売り切れるのは予想外でしたね。
二次入荷が始まったようですが、まだ足りない感じですね。
MIYATAさんコメントありがとうございます。
慣れでしょうかね。
フロントギヤカバーのGUPは発売がありそうですね。
みなさんバッテリーホルダー変更しますよね。
名無しさんコメントありがとうございます。
SFMの精度の件ありましたね。
FMAは最新なので精度のけんは、大丈夫でしょうね。
ラウディーブルは最初ヨドバシに売ってなかったですけど、今になって並び始めましたね
完売じゃなくて単に遅れていただけだったのか
ガンブラスターとの組み合わせは簡単だしすぐ出来るけど、メタリックシール目当てなのでプレミアムを待つかな
新シャーシは最初の方は精度悪かったり不具合あったりしますし、ARとかMAとか
自分も復帰当初はSFM使おうとして子供時代は知らなかったその性能の低さを初めて知ったクチですね
しかし電池が重いから重心はむしろ後ろ寄りと判明してるのにまだタミヤは重心は前寄りと言っているが、ならばFMの強みってなんなのだろう
かっこいいからだ(ギャキイ
通りすがりさんコメントありがとうございます。
ヨドバシには発売日には並んでいました。
ネットだと販売休止になっていますが、店頭には並んでいます。
現在並んでいるのは二次入荷のものだと思われます。
私もそうですが「ガンブラスター」はプレミアムになると思いますが「クスコSP」はプレミアム化はないか、遅れると思います。
なので「クスコSP」を買うと言うのは手だと思います。
☆「FMの有用性」
正直わかりません。
これは私個人的見解ですが、
矢や紙飛行機のように前方に重さがあると直進性が安定します。
バッテリーが重いので「モータの重さは誤差」と言う考えはありますが、前にモータがあると安定する働きはあるので「信じています」
コーナーでの挙動・対策も気になりますね。
重たい部分からぶつかって行く訳ですから、スライドダンパーにより活躍の場が?(特にデジタルカーブ?)
回頭性向上を考えると、新ステアリングユニットもそろそろ出ても良い様な…
などと考えていたら、まさかのぶっとび直進のアイツがFM化。
管理人さんすごい…
名無しさんコメントありがとうございます。
走行性能については「あえて触れなかった」と言うのがあるのですが・・・・・・・
重い(重心)が前方にあるのが、ぶつかっていくことで、跳ね返って来るときバランスを崩しやすく、コーナーでひっくり返ることが多かったと思います。
本文では触れなかった部分ですが、FM車の特性ではないかと思います。
まだアニキを読んでいないので、わからないのですが、新マグナムはARでないのかな。ARとFMA二種類だすのかな?
飛行機は後輪から着地したほうが安定するのと同じで、
立体コースではリアから着地したほうが安定すると思います。
だから「実はリア寄り」はメリットと捉えています。
百恵さんコメントありがとうございます。
ノーマルのFMAをテーブルトップで飛ばせてみると前傾姿勢で落ちていくと言う印象です。
FM系は実質電池がミニ四駆の部品の中で最も重いので重心が後ろにいって着地が安定する、らしいです。因みにFMはFMとSFMでは駆動系が旧FMとの方が良いのでそちらを使った方が良いとのこと。旧レーサーミニ四駆を持っていると、FMはタイプ2の反転版、SFMはタイプ5の反転版となっているので、そこら辺が影響してるのかも。
因みにARを反転させた方が駆動系が何故か良いのでFM化したARを大会で使う人も多かったのが今回のFMAにつながったんじゃないかと思われてますね
ジッパーさんコメントありがとうございます。
FMシャーシの重心は実は後ろ。
の話は今週から来週のどこかで 記事にまとめさせてください。
FM系シャーシは「駆動系」(重心ではない)の関係で、アップダウンに強いと考えています。
構造上、まずはフロント(のシャフト)を動かしてからリアにプロペラシャフトで伝えるので、リアの方が色々とロスは大きいはずです。さらに、FM-Aだと「数回のコースアウトでプロペラシャフトのピニオンが緩んだ」という報告もあり、ますますリアに負荷をかけないようにする必要が出てきます。そのため、フロントに高グリップ・リアにスーパーハード等の低グリップのタイヤを配置して、もしプロペラシャフトに異常が出ても変化を少なくする必要が出てきます。
そして、このタイヤ配置だとフロントが浮いたら一気にグリップが無くなるのでジャンプ飛距離が縮むことが期待でき、結果的にアップダウンコースを走りやすくなるはずです。
コデーラさんコメントありがとうございます。
私はあまり詳しくないのですが、実体験として
同じタイヤ同じギヤ比
FMAはバンク登りきれず
S2は登りきれました
動力が引っ張るのと、押すのでは違うのかと結論を出しました。