☆「ローフリクションローハイトタイヤ」
5月のミニ四駆の新製品で一番で注目された新製品だと思います。
前評判でも注目されていまして、ネット通販の予約はすぐに締め切られました。 なので手に入れるのに苦労した人、手にいれられなくて今も探している人もいるのでしょうか?
☆「現在の主流セッティング」
現在のタイヤセッティングの主流のひとつに
「フロントタイヤのグリップ力を減らしコーナーで効率良く滑らせ曲げる」があります。
またわざわざグリップ力をへらす為にタイヤを加工しているレーサーもいます。
今回発売されたローフリクションタイヤのフリクションは「摩擦」と言う意味です。
つまりローフリクション=摩擦のすくない=グリップ力の小さいタイヤ
と言うタイヤになりフロントのグリップ力をへらすセッティングにあわせたGUPになります。
☆「想像以上に固いタイヤ」
ローフリクションタイヤが発売される前にもグリップ力のないタイヤは発売されていて代表的なのは
ハードタイヤ
スーパーハードタイヤ
です。
それらは名前の通り「固いタイヤ」です。
私には
固いからグリップ力がない。
または
グリップ力ないタイヤがほしいから固くした。
なのか正式な理由はわかりませんが、
「固いタイヤ=グリップ力のないタイヤ」と言うのがミニ四駆の常識で、グリップ力がないタイヤ目的の定石です。
(固いとタイヤの接地面積の変形がなく 小さい接地面積のままでいられるから摩擦力が小さいとか。固い素材が摩擦力がない。とかあるんでしょうけどね)
ローフリクションタイヤもやはり固いです。
スーパーハードタイヤでも固いと思っていましたが、ローフリクションの固にくらべれるとスーパーハードは柔らかく想像以上にローフリクションタイヤは固いです。ゴムというよりプラスチックな感覚です。
☆「マルーンという色」
(左 マルーン 右 レッド)
思っていたよりマルーンはくすんだ色です。
先日発売されたシャドウシャークイエロースペシャルのタイヤが、レッドだったので比べてみても
一目瞭然に違います。
☆「マルーンでいいのでは?」
発売発表された時黒ではなくマルーンという色にたいして「なんでマルーン?黒じゃないの?」と私は思いました。同様におもっている人は居ると思います。
しかし今は黒じゃなくて良かった。この色でよかった。と思っています。
何故なら 黒で販売していたら、普通のタイヤなのかローフリクションなのか一目で見分けできない不都合が生じたと思います。
ローフリクションという「特殊なタイヤ」を一目で見分けることができると考えるとマルーンという選択は良かったです。
黒のローフリクションタイヤがこれから先販売されるなら現在スーパーハードタイヤなどに採用されているタイヤ側面に「プリント(レター)」されたものが発売されるのではないかと思います。(私はレッドプリント希望)
☆「2本での販売」
一部例外もありますが普通タイヤは4本で販売します。
ローフリクションは2本で販売でした。
コストがかかりすぎて4本で販売だと高い値段になるので4本販売を避けた言うのもあるのでしょうが、
「4本ローフリクション装備だとグリップ力無さすぎてよろしくない。2本で販売しとけば4本装備しないだろ 」と言う思惑があったのかなと「私は考えています。」
☆「現在試行錯誤の途中!今や将来どうなるかわからない」
説明書ではフロント2本装備が推奨されています。
でもレーサーの中では、リア装備させていたり4本装備させていたりする人がいるようです。
すでに大径ホイールに装備させている人もいるようです。
現在は生まれたばかりのローフリクションタイヤを叩いて叩いて評価している試行錯誤の途中だと思います。
これから主流セッティングになるか、将来「ロマンパーツ」といわれて使われなくなるか わかりません。
☆「個人的には・・・・・・・ 」
これからの話は私の持論です。
タイヤ装備させないでホイールのままで走らせたり
セロハンテープをつけたタイヤを走らせると
グリップできなくて「空回り」します。
あまり摩擦力がないタイヤだと空回りしてパワーをうまく地面に伝えられない。
何より摩擦力がないのはコースアウトしやすい気がします。
極端に摩擦力がないタイヤは逆効果だと私は思っています。
まだ正確なデータを出していない、出ていないのでローフリクションタイヤは「これから」だと思っています。
とりあえずフロント装備が「吉」だと考えています。
☆「リンク」
①シャドウシャークイエロースペシャル
②ライキリについていたホイールがGUPで発売
ローハイトタイヤ&ホイールセット(Yスポーク)
③性能よりレーシーな雰囲気が大好物です。
スーパーハードローハイトタイヤイエロープリント
過去のパーツ関係の日記はコチラからいけます。
パーツ
コメント
出ましたねローフリクション、私も店頭で触ってみましたが、本当にゴムとプラスチックの中間と言えるレベルの硬さでした。
フラット時代に干しタイヤが流行って久しいので定番パーツにはなると思うんですが、
・・・これもまた限定パーツなのかw
2つセットにしたのも干しタイヤを再現したパーツだとするなら納得ですし、4つだとさすがに速度が下がり過ぎる気がします。
この辺は研究する人も出てくるでしょうけど、
4輪干しで走らせる人がほぼいない事を考えれば結果は見えてるかなと。
私はフラット独自の文化が好みではないのと、MA4グリ速いという事実からこのパーツはパスしますが、
すぐ在庫無くなるでしょうね。
市内のヨドバシでも一人3点制限かかってましたし。
TCSあーさんコメントありがとうございます。
「ハードタイヤ」等のグリップ力の落としたタイヤは相変わらず売れ筋の人気アイテムなんですがミニ四駆限定ですよね。
ブレーキに使ったりする人も現れたりするのかなと思います。
もうそろそろ「ハードタイヤ ペラタイヤ時代」から「ソフトタイヤ時代」に切り替わっても良い気がします。
誰かソフトタイヤで頑張って欲しいものです。
日本の現在のトレンドの大半がかつてのフラット文化の継承なので、海外勢が大活躍するでもないと簡単には変わらないんでしょうね。
それこそ世界チャンピオンのMAマシンみたいな。(超速ガイド2015を見ながら)
両軸とかARは4グリ速いって言われてるし、
この辺活躍してくれれば強いグリップ確保しつつ跳ねにくい、
それこそショック吸収タイヤも出てくれると思うんですが、
やはり障害となるのが旧来の文化。前述の世界チャンピオンのマシンはかなり革命的だと思うんですが、
どれだけの人があのマシンに影響されてくれるかが勝負でしょうかね。
私はネットの力は偉大で情報は直ぐに拡散され共有されるので「真似しやすい」と思います。
特に、ちゃんと納得できる理論がセットになるとすぐに主流になって誰もがそのセッティングになります。
今ローフリクションタイヤの「アンチテーゼ(カウンター)」で、グリップ力のあるセッティングが見直されるのかなと思います。
一度流行ると皆それを真似するってのはもう日本人の国民性と言うしか無いから仕方ないとして、
立体は様々な新セクションが出るから流行が二転三転するのが救いですね。
例えば今年のジャパンカップで登場するデジタルバンクなんかも何気にグリップ力が必要になりそうなセクションですし、
この先テフロン床のバンクなんて出たらハイグリップ思考に一気に拍車がかかりそうな感じかと。
まあこんな極端な例を挙げなくてもダッシュモーター前提であれば実際4グリは速いですし、じわじわとトレンドが移行するような気はします。
私は「コースアウトしないために摩擦力が必要」に気づいて、グリップ力のあるタイヤと接地面積が広いタイヤブームが来るのではないかと「希望」しています。
ローフリ至上主義はここから始まったんですね(苦笑)
シャイニングスコーピオンさんコメントありがとうございます。
私は、グリップ力が無さすぎが不安でスーパーハードで止めていますよ。