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塗料・塗装「イージーペインター③」実践編

イージーペインター塗料・塗装

☆「はじめに」
イージーペインターについては週一で3回にわけて書いています。
①イージーペインターと賛否両論と初心者
②イージーペインターとコスト
③イージーペインターの実践編

今回は「③実践編」です。

イージーペインター①賛否と初心者はコチラから
①賛否両論と初心者

イージーペインター②コスト編はコチラから
②コスト編

☆「最初に結論」
私だけではないですが、イージーペインターは未だ「手探り」で試行錯誤の段階で発展途上だと思います。
今の段階の私の結論は
「エアーブラシやスプレー缶の常識が当てはまらない。イージーペインター独特の常識がある」だと思います。
そのやり方を「探している」段階だと思います。
今回 私は「濃い濃度を一回塗装する」を盛んに勧めます。

これは今の段階の結論です。
試行錯誤中なので、時間が経つと変わるかもしれません。

☆「イージーペインターの最大の利点は、より良い塗料が使えること」
好きな色が使えるが「うたい文句」ですが、もう一歩踏み込むと、
「クレオスGXやガイアカラー」等の「発色がよく定着しやすい良い塗料を好きな濃度」で使えることです。
ラッカーで隠蔽力と色のバリエーションがあるクレオスGXやガイアカラーは、塗料として優秀です。
それを自分の好みの濃度にして使えます。

☆「風圧が強くて制御出来ない」
私が純正のエアー缶を使っていないことがありますが「風圧が強いです」
(純正でなくエアーダスターを使用だと、特に強いです)
エアーブラシならレギュレータ等で調整できますが、イージーペインターだと調整出来ず制御できません。

これが結局 イージーペインターの「長所であり短所」になります。

☆「圧が強い長所と短所」
圧が強いので「濃いめでも吹けます」
私は試していませんが、ネットの意見では水性塗料なら「原液」で塗装できそうです。
安価なエアーブラシや安価なコンプレッサーでは苦手にしているメタリック塗料も楽々塗装できます。
しかし、
「濃度が薄すぎると風圧で飛んでしまう」
圧が強いので、塗料が散らばります。
散らばるので「塗料のロス」が多いです。
自分の感覚だと、4割は「ロス」している気がします。

☆「実際の塗装方法」
塗装方法①「希釈の仕方」
エアーブラシだと2倍~3倍ぐらいで希釈します(塗装方法で差あり)
イージーペインターだと1対1 がメーカー指定です。
わりと濃いめを塗装します。
またそのぶん「塗料の消費も早いです。(濃いめのカルピスは、早くなくなる。)」
この塗料の消費は「わりきる」
これはしょうがないので、ガンガン使っていきましょう。

塗装方法②「何回塗装するか?」
エアーブラシだと「薄めを何回か塗り重ねる」
スプレー缶だと「2回から3回」です。
塗料によりますがイージーペインターだと「1回」でもいけます。
濃い塗装で一回吹いて済ませる。
これが基本的な方向性だと思います。
(白は何回か必要)

塗装方法③「塗装の距離」
当初の考え方は風圧が調整出来ないから距離で調整出来ないかと考えていました。
ただ距離が離れると、粒子か拡がって「霧吹き」になって点々での塗装になります。
粒子が拡がる前の「近め」の距離での塗装になります。

☆「仕上がり」
仕上がり①「塗装面の厚さ」
謎ですが、濃いめの塗料にかかわらず塗装面の厚さは薄く塗装できます。
散らかってロスしているせいでしょうか? 薄い塗装面です。

仕上がり②「謎の隠蔽力。塗装力」
謎なんですが「エッジに色が載りまくります」
スプレー缶だと乗らなかった部分も嘘みたくのります。
嘘みたく乗る理由を「私が推測」すると
①濃い塗料。
②風圧強い→粒子細かい→空中で半乾き→半乾きでボディーにつく→流れない
半乾きでボディーにくっつくので乾きも早く流れにくく、流れやすいエッジでも乗ると思います。

仕上がり③「塗装面の質感」
私は悪くないと思いますが、スプレー缶とは明らかに違います。
塗料本体の発色の良さが関わってくるので、良い塗料、良い薄め液を使えるのでスプレー缶より発色は良くなります。
ただ!「霧吹き」状態の塗装なのか、
「粒々」「ブツブツ」「ドット」と言う感じの独特感かあります。
試行錯誤していますが「ぶつぶつ」を回避するのは「濃い濃度の塗料」だと成りにくい気がします。

仕上がり④「乾き」
乾きは早いです。
塗装している最中でも乾き始めます。
ミニ四駆の場合、本体塗装→ウィング塗装。ウィング塗装した段階で、本体の方は乾き始めています。

☆「あったら便利な道具」
①「マスクは必須」
私は、スプレー缶での塗装でさえも「マスク」はしません。あまりに気にしません。
しかしイージーペインターの塗装では、ちょっと「危機感」を感じます。
空中に散らばる量がハンパないです。
危機感からのマスクは必須です。

②「ツールウォッシュ」
薄め液とは別に「ツールウォッシュ」と言う塗装用具用のツールがあります。
強力に落とします。
これを使うと「塗料ボトル」は一本で済みますし塗料を吸い上げるチューブにも塗料を残りません。
洗浄にかかる薄め液も減らせますからランニングコストも減らせます。
「薄め液で充分」と言う方も使ってみてください。
ただ!諸刃の剣です。
ちょっと匂いがキツいです。強力がゆえに身体に悪いです。
特にチューブ内に残った塗料を飛ばす為に「から吹き」しますが確実に吸い込みます。かなり危機感を感じます。
私はツールウォッシュを使いたくないのでボトルを使い分けてますが、薄め液の消費を減らすために「どうしようもない時」にツールウォッシュを使ってます。
「強力ゆえ」
プラスチック製品を溶かします。
注意が必要です。

☆「まとめ。」
①イージーペインターのやり方がある。
②風圧が強い。
③ロスが多い。
④濃い塗料で一発塗装
⑤霧吹き状態になるのと「粒々」した感じになる。
⑥エッジに塗料が乗る。
⑦案外塗装面は薄い
⑧マスク必要。ツールウォッシュがあると便利

☆「イージーペインター日記ラストです。」
試行錯誤中ですが、とりあえすイージーペインターの日記はラストにします。
勿論欠点はありますが、私はイージーペインターは 使える「道具」だと思います。

あくまで「私の感想とやり方」だと言うことは踏まえてくださいね。

☆「追加」
9ヶ月使用してみての感想も書きました。
イージーペインター④メンテナンス編

☆「リンク」
イージーペインター①賛否両論と初心者はコチラから
イージーペインター①賛否両論と初心者

イージーペインター②コスト編はコチラから
イージーペインター②コスト編

イージーペインター④メンテナンス編

塗料・塗装の過去の日記は此方からとべます。
塗料・塗装!

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