ネオトライダガーのS2化加工

☆｢はじめに｣
2014年に投稿した記事を加筆修正して日付を変更して新たに投稿しています。

☆｢ネオトライダガーをS2シャーシに載せたい！｣
ネオトライダガーをS2シャーシに載せたいのですが、そのままだと載りません。
ネットで検索すると｢あの手この手｣をつかって載せている先輩がいます。
その先輩たちの｢あの手この手｣をパクって、私も載せてみます。

☆｢S2に載せる方法｣

(カーボンSPのフロントフックが延長しているのがわかると思います。)
無加工のネオトライダガーはS2シャーシと干渉します。干渉部位を何とかして回避すればS2シャーシに載せることができます。
干渉部位をなんとか回避する方法としては大きく2つ
方法①干渉部位を回避するように加工
方法②フロントフック新造(高さ延長)
です。
今回私がする加工は｢干渉部位を回避｣です。
フロントフックを新造すれは、他は弄らずフロントフック延長だけで干渉部位を回避できます。
ただ、力がかかるフロントフック新造&接着は強度的に不安だったりもします。
ちなみに
ネオトライダガーZMCカーボンSPは、タミヤが金型を弄ってフロントフックを新造をしてS2に対応させています。

☆｢S2に載らない元凶｣

ネオトライダガーはS1のマシンです。本来ならS1の進化したS2に載ってもよいのに載りません。
載らない元凶は
元凶①バンパーのねじ穴
元凶②シャーシの縁(ふち)
です。
特にねじ穴が｢9割の元凶｣でこのねじ穴をいかに回避するかが加工のポイントとなります。

☆｢加工にあったら便利な工具｣
ニッパーで｢パチン｣と切って排除していけるのですが、 あると楽かつ綺麗に仕上がる道具
①角ヤスリ→必須アイテム。
②プラモデル用ノコギリ
です。 角ヤスリは100均にあると思います。

☆｢加工の目安｣
実際加工する前に｢目安｣を知っておいてください。
目安を知って加工すると作業工程の難易度は難しくないです。
何ミリ切る。と言う風に正確な事を言えませんが、
代わりに
｢ボディフック周辺の壁の高さ｣
と
｢ライトの三角形｣
を目安に加工すれば良いので楽です。

☆｢作業工程の流れ｣
この順で加工するのを推奨します。
①内側
②正面の角を斜めにパチン
③正面
④側面
⑤ボディー内部 フロントギヤカバーまわり
⑥ボディー内部 バッテリーホルダーまわり

☆｢①内側｣

内側の壁を角ヤスリで削ります。
角ヤスリと指定しているのは小さいサイズで入りやすいからです。
ニッパーで切る方法は楽ですが、調節しにくいので角ヤスリで調節しながら削るのが楽です。
削る目安として、フロントフックの高さより｢上｣まで削ります。

☆｢②正面の角を斜めにパチン｣

正面の角を斜めにパチンとニッパーで切ります。
斜めの切り方はライトの三角形と平行にパチンと切ってください。
(内側を先に削るとニッパーで簡単に切れます。)

☆｢③正面｣

三角形ライトのある正面の下を削る(切除する)のですが、 目安は画像で指している
｢フロントフック周辺の壁の高さ｣または三角ライトの下の角ギリギリまで削ります。
私はノコギリで切断、切除しました。

☆｢④側面｣

側面はバンパーの縁(ふち)を回避するために角ヤスリで削ります。
写真の赤い部分です。
角ヤスリだと四角に綺麗に削れます。

☆｢⑤ボディ内部 フロントギヤカバー｣

ボディ内部とフロントギヤボックスが干渉します。
｢角のでっぱり｣をヤスリで様子をみながら削ってください。
またギヤの入っている側のギヤカバーとボディが干渉するので削ってください。

☆｢⑥ボディー内部 バッテリーホルダー｣

バッテリーホルダーとボディが干渉します。
画像の周辺辺りを削ります。
削るポイントですが｢凹み｣があります。その凹みはバッテリーホルダーを避けるためにある｢元々の凹み｣ですのでその周辺を削ってください。

☆｢完成｣

これでS2に載るはずです。
ちょっとわかりにくい説明になりましたが、
結局は
干渉している部分と削らないといけない部分を理解して、あとは自分で調整しながら削ったり排除してください。
私はこれでS2シャーシに載せましたが、
｢あそこも削った方が良いよ｣と言うツッコミがありましたらコメントをして頂くと幸いです。
実際 ボディ内部を削る加工もツッコミのコメントを頂いてから追記しました。

☆｢2014年段階だと、プレミアム化は無理と判断しました｣
2014年段階だと｢ボディをそのまま流用してプレミアム化は無理。ネオトライダガープレミアムは無いな｣と私は判断しました。
ただ！
通りすがりの名無しさんが｢フロントフック延長で解決しますよ｣とコメントを頂き、目から鱗で｢それならプレミアム化あるな｣と考えを改めました。
ただ！｢フロントフック延長=金型を弄る｣は、そんな簡単な話ではないので、可能性はありつつも諦めていました。
その後まさかフロントフック延長で解決しS2シャーシに載せたカーボンSPが発売されるとは思いませんでした。

☆｢プレミアム版を出してくれるのが早い｣
加筆修正した2022年9月は、カタログから姿を消しネオトライダガーZMCは市場に出回っておりません。
一方 S2シャーシに載るように金型を弄ったカーボンSPの存在があります。
カーボンSPに使った金型で、プレミアム版のネオトライダガーを発売してくれるのが良いと思います。

☆｢2022年9月追記 フロントフック延長。そしてMA化の可能性｣

ネオトライダガーのフロントフック延長でのS2化とMA化の可能性
タミヤ5ミリL字プラ棒を使いフロントフックを新造しネオトライダガーをS2化しました。
簡単でした。
フロントフック新造によりMA化もできそうです。

☆｢リンク｣
①マックスブレイカーTRF S2化加工

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