Twitterなどで呟いている雑談をまとめて月末に呟いています。
今月は塗装系の雑談が多かったので「塗装系の雑談」としては独立して1本の記事にしました。(いつもの雑談は、近いうちに投稿します)
☆「実はABS製ボディは多いから注意は必要」
先日のメッキ剥がしの記事の時に
「塗装剥がしに使われるペイントリムーバー系はABSを溶かす。ミニ四駆はABS配合のボディが多いから注意が必要」と触れました。
と!
自分で触れておきながら、先日ペイントリムーバー系でミニ四駆ボディの塗装剥がしをしたら、溶けてメタメタにしまいました。
「あれ?おかしいな。これ定番販売のボディだしABS使っていないでしょ」と思って調べたら、PRO系ボディは定番商品でもABS配合のボディが多いらしいです。
そもそも私の「定番商品にはABS使われていない」自体が、変な思い込みでした。
なので、ペイントリムーバー系使っている方、気を付けてください。
☆「つや消しクリアーしたのに、一部分がテカるよね」
つや消しクリアーをしても、一部分だけつや消しにならない。むしろテカる。
「あれ?ちゃんと乗らなかったのか、やり直そう」と思い、今度テカる部分を重点的につや消しをするけど、つや消しにならない。むしろテカる。
あれって原因は何なのかな。
そもそも、これって塗装あるあるだよね。
☆「一部分だけテカる原因」
上記の事をTwitterで投げた所
ケインさんから回答を貰いました。(この記事に載せる際ために回答は少し編集しています)
つや消しクリアーには、クリアーに粒子が入っています。
その粒子が「塗装面をボコボコ」することで光の乱反射が起きボヤけることでつや消しにします。
その粒子が表面に「浮いて」あればボコボコになるけど、その粒子が沈んでしまえば表面が平らになって、つや消し効果はなく、つやありのクリアーの塗装面になります。
なので
①塗装面が厚ければ、それだけ粒子が沈みやすい
②乾燥が遅いと、粒子が沈殿してしまう
ことが起きれば、「つや消しクリアーなのにテカる」
確かに「溜まりやすい部分がテカりやすい」し、重点的につや消しクリアーしても、それだけ塗装面が厚くなるから逆効果だったんですね。
☆「オレンジと黄色ってめんどくせーな」
自分が「黄色やオレンジ」を塗装する時、黄色は隠蔽力が弱く下地の影響を受けるので他の色と違い発色をよくする為に気を使います。
しかし!
「成形色が黄色やオレンジ」のものを他の色に変更するとき、塗装しても、成形色の黄色やオレンジって「残る」のでスゲー厄介。
めんどくさいツンデレ彼女と付き合っている感じがする。
☆「ミニ四駆に使う色とガンプラに使う色がある。」
以前も触れたのですが、
ミニ四駆に好んで使う色とロボ系プラモで使う色は違います。
これ個人的な話ですが、今ロボ系塗装で「ダークイエロー(デザートイエロー)」を気に入っています。
あまりに気に入りすぎて、そのダークイエローをミニ四駆に取り入れたいかと模索中です。
☆「ここ最近クリヤー素材の塗装に苦戦している」
リアルミニ四駆ボディの透明素材に塗料の食い付きが悪いので、塗装に苦戦しています。
苦戦しているので、最近クリヤー素材の塗装の時は前処理を丁寧にして気を使っています。
コメント
>「成形色が黄色やオレンジ」のものを他の色に変更するとき、塗装しても、成形色の黄色やオレンジって「残る」
赤下地が有名ですが染料が使われているとブリードは他の色でも起こります。
ブリードは分子レベルの現象なので防御策としては金属で塗膜を作りブロックするという方法があります。
具体的には一度シルバーに塗装してからサフを吹けばいいのですが、シルバーは塗膜が弱く下地ごと持っていかれるというリスクがあるので、ガイアのシルバーサーフェイサーやサーフェイサーにプライマーとシルバーを混ぜて目止めにするという手法も。
detsukaさんコメントありがとうございます。
私は「濃い目の濃度のシルバー」で一度塗りつぶし、
①シルバー下地を生かしたキャンディー塗装
②シルバー→ベースホワイト→ホワイト→ホワイトクリアー
にしています。
怠らない時ですが、
「濃い色なら大丈夫だよね(先日はジャーマングレーでしたが)」とシルバーを怠ると、ひどい目にあいました。
☆「浮いてくるでなく、残る」
赤の成形色は浮いてくる感じ
オレンジや黄色の成形色は、残る感じ
なんですよね。