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塗装「メッキ剥がし~工程2 ハイターでメッキ層を剥がす~」

塗料・塗装
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☆「2部構成です。」
メッキ剥がしの工程は大きくわけて
工程(1)ラッカー系薄め液で表面のクリアー層を剥がす。
工程(2)ハイターでシルバーメッキ層を剥がす。
です。
なので私の「メッキ剥がし」の記事も2部構成にします。
今回は「工程(2)ハイターでシルバーメッキ層を剥がす」です。
作業工程自体は簡単で説明も少ないです。
簡単すぎて写真をとるのを忘れました。
ただ!実際作業工程より「注意点」の方が多いです。
私の記事も作業工程の説明より注意点の説明が長く多いです。
工程1はこちらからいけます
メッキ剥がし工程(1)ラッカー系薄め液で表面のクリアー層を剥がす

☆「これは重要な大前提ですが、進行形で換気しながらやってください」
これは「重要な」大前提です。
工程(1)も(2)も薄め液とハイターを使うので、換気しながらする必要があります。
ハイターは金属を腐食させる原因になるので、塗装ブースなどでやらずに、窓をあけた窓際などでやったほうが無難です。

☆「メッキ層剥がしで必要なもの」
・ハイター
・水道水
・なるべくミニ四駆ボディと縦横がベストサイズの容器。ただ高さ(深さ)があると飛び散り防止になるので、高さはあった方が良いです。(ベストサイズだと、ハイターが少なくて済む)
・歯ブラシ(これは非常に便利、ないと困ります)
・使い捨てのゴム手袋もしくはビニール袋
・エプロン
ハイターが飛び散ります。そのハイターが衣服につくと脱色して服をダメにしますのでエプロン着用をおすすめします。

☆「注意点⑤(重要)~表面の色がついたクリアーをしっかり落とす~」
工程(1)でも触れたのですが、重要なので再度触れます。
表面のクリアー層をきっちり剥がさないとハイターでは簡単に短時間でメッキ層はがれません。
なのできっちりクリアー層を落とす必要があります。
また
「ハイターでメッキ層を剥がせば表面のクリアーも一緒に剥がれるでしょ!」とめんどくさがって
色がついたメッキ層があるのに行程(1)を飛ばして(2)ハイターに進んでも、クリアー層が邪魔をしてメッキが剥がれにくいです。なので工程(1)でしっかりクリアー層落とす事が重要です。

☆「工程(2)ハイターでシルバーメッキ層を剥がす」
表面の色がついたクリアーをきちんと剥がしたら、
「薄めたハイターにドボン」します。
工程(1)のラッカー薄め液にドボンすると不経済と言いましたが、ハイターに関してはドボンしても不経済ではないので、これはドボンしましょう。
最初5分ぐらいつけ置きします。
つけ置きしていても、見た目は変わらないのですが歯ブラシで擦るとメッキ層が取れます。
あとはとにかく「擦る→浸ける→擦る」の繰り返しです。
5分ぐらいつけて置けば十分におちてきますので1時間以上の浸け置きする必要はないです。
つけ置きすると、それだけ「ガスの暴露する時間も長くなる」ので、換気をして短時間勝負がいいです。
落ちたら中性洗剤で洗い終了です。

☆「どうしてもメッキが落ちないなら、工程1に戻る」
どうしてもメッキが落ちない部分があります。
それは表面のクリアーが落ちていないのが原因です。
途中でも良いので、水洗いして水気をとり工程1に戻って、落ちない箇所を薄め液でじゃばじゃばした筆でなぞって、拭き取ってクリアー層を剥がす。
そしてハイターにドボンして歯ブラシで擦ればいいです。
意地でもハイターで落とすより工程1に戻った方が早いです。

☆「注意点⑥~やすりかけはしなくていい~」
メッキ層を傷つけておけば、ハイターが浸透しやすくなるのでは?
と考えて、前もってやすりがけして傷をつける必要はないです。
ハイターで良く取れます。やすりがけしてメッキの粉が舞う方がよくないです。

☆「注意点⑦~ハイター原液はやめた方がいい~」
ハイターは濃ければ濃いほどメッキが落ちやすいのですが、濃いとそれはそれで健康的に良くないので「気持ち濃いめ」で薄めましょう。
ハイターはキッチン用と衣服用、風呂場用 泡タイプなどと等々種類があります。
基本同じ成分ですが、粘着力が増す成分が追加、洗浄力が追加されたもので区別化しています。
ネットを調べてたら、風呂場用でトラブルが起きた。と言う記事をみました。風呂場用のトラブルの真偽は確かめていないのですが、怖かったので私はキッチン用を使いました。

☆「注意点⑧~模型用メッキ剥がし材は使用しない方がいいかな~」
現在模型用メッキ剥がし材が販売されています。
色がついたメッキも、一回で剥がせる優れものです。
ただ!ABSを溶かすので、 ミニ四駆にはABSを使ったボディがあるのでミニ四駆ボディのメッキ剥がしには向いていないと思います。

☆「メッキ剥がししたあとは白くない」
入門書やネットをみると、メッキパーツを剥がし終えると「半透明の白いパーツ」になる。
と言うのがあります。
私もそうだと思っていたら
これは場合やメーカーによって下地が透明だったり、白だったり黒だったりするそうです。
私が剥がしたのは下地は黒でしたが、ミニ四駆のメッキボディも「最終的に半透明の白になるやつ」があったりするそうで、ケースバイケースです。

☆「第3層があるらしいけど、それは見逃しました」
上から
・第1層表面のクリアー層
・第2層メッキ層
があり、それを剥がしてきました。
実は
・第3層 下地用のクリアー層
も場合により存在するらしいです。
この第3層もラッカー薄め液で剥がすのですが、この第3層は「頑固」らしく手間がかかるそうです。
ガンプラだとその「第3層」がパッと見でもわかるらしいのですが、ミニ四駆ボディだとわからなかったです。
わからないのも含めて私はこのクリアーが下地目的なら無理にとる必要はないと考えて、剥がしませんでした。

☆「スゴく短時間で簡単です」
・つけ置きなどしない、
・工程1から2に移るさい完全な乾かしもしない
で進めているので、工程1から2を実際やると90分以内でおわります。
90分?それでも長くないか?
と思いますが、合間に「中性洗剤で洗う」が2回ほどあるので、薄め液とハイターの時間は思ったより短いです。
注意点が多く述べていますが、そこまでメッキ剥がしの難易度は高くないです。何より塗装剥がしより「楽で仕上がりが綺麗」なので興味があるかたはやってみてください。

☆「リンク」
水抜き剤での塗装剥がし①~準備編~

水抜き剤での塗装剥がし②~実践編~

塗料・塗装の過去の日記は此方からとべます。
塗料・塗装

コメント

  1. リラックマ より:

    メッキ剥がしと言えば??!!
    蔦屋さん、ハイターだと塩素のせいで下手すると
    その部屋に身体にはヤバいモノが充満しそうです
    たとえ、ものの数分であっても…。
    メッキ塗装のボディは僕は古くは
    ロッテから出ていたレーサーミニ四駆チョコで
    10グランプリを集めると買える権利になる時に
    選べるボディでサンダードラゴン、アバンテ
    何故か、上記のボディが知らない間に紛失??
    恐らく、同級生が盗んでいったかも知れない!
    最近ではコロコロアニキのおまけのですね
    シューティングスターのボディだったりします
    どちらも、
    ゴールドメッキボディ繋がりでありまする…。
    随分と前からハセガワが、
    メッキ剥がし材なるマテリアとやらを
    出してるそうです…。
    今後、もしもですね蔦屋さんがですね
    剥がしをやる機会がありましたら
    是非、入手をしてみて下さいね…。

  2. 管理人の蔦屋(つたや) より:

    リラックマさんコメントありがとうございます。
    換気とハセガワの商品に関しては工程1の方で触れておきました。
    ハセガワのものはABSを溶かします。
    ミニ四駆はABSを使われるので、注意が必要です。昔ながらのメッキ剥がしが向いていると思われます。

  3. Halon より:

    あけましておめでとうございます。
    ミニ四駆ではないですが、メッキ落としをした経験が実はあります。
    今から10年以上前ですが、ゾイドの復刻版で「オルディオス」が出てきた時のこと。
    個人的にカラーリングと妙にビカビカしたメッキパーツが気に入らなくて再塗装を試みたんです。
    この時、メッキパーツのメッキを落とすのに使ったのは、洗剤ではなく、なんと「除光液」でした。
    何時間掛かったかは忘れましたが、コットンとティッシュに除光液を染み込ませて、それでメッキパーツをゴシゴシゴシゴシゴシゴs……をひたすた繰り返して、メッキを落とし、再塗装できるようにしました。
    それらの元メッキパーツは、タミヤのアクリル塗料でゴールドリーフを塗り、チタンゴールドを重ね塗り。
    オルディオス本体ももともとが青いパーツ部分をセミグロスブラックに塗り、
    元々が赤いパーツはコバルトブルーで塗り直すなどして、それを組み直すと、
    「もしもオルディオスを1999年が2001年にリニューアルして売り出していたならこうなっていた!」という一種の夢を込めた自分色オルディオスが完成しました。
    余談ですが、自分はゾイドワイルドを「ゾイド」とは全く認めていません。
    しかし、旧ゾイド(いわゆる1/72スケールのクラシカルかつ「本物」のゾイド)の金型は、2014年にタイを襲った大洪水でその大半がダメになってしまったらしい……。
    その事実を知ったのは2017〜2018年頃のことですが、あの時期は、スターウォーズ・エピソード8に失望し、けもフレ2に憤り、ヤマト2202のチグハグさにうんざりし、トドメにゾイドのことを聞いて……ガッカリが立て続けに押し寄せてきた時期でした。
    そんな中で何とか持ち堪えることができた要因の一つとして、ミニ四駆に回帰したことと、このブログに出会えたことだと、今更ながら気がつきました。
    重い話で申し訳ありませんでした。
    これからもどうぞよろしくお願いします。

  4. 管理人の蔦屋(つたや) より:

    Halonさんコメントありがとうございます。
    あけましておめでとうございます。
    私もゾイドど真ん中なんですが、私はメッキが多用されたころには卒業していました。
    でも「オルディオス」は欲しいと思っています。
    だから勿体なくてメッキ剥がしはできないかな。
    私もゾイドワイルドは好みじゃないかな。

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