☆「サイクロンマグナム メモリアルと私」
サイクロンマグナム メモリアル(スーパーTZ-Xシャーシ) -フルカウルミニ四駆25周年記念(以下メモリアルサイクロンと略)の発売の一報。
特にサイクロンマグナムのポリカボディと言う情報をみた時「嘘だろ」と言う言葉がでて、その情報を信じきれませんでした。
反面、嘘だろ=サプライズでもあり、そのサプライズに興奮はしました。
☆「この複雑な形をポリカボディ化したよ」
プラボディと並べてみましたが「ポリカボディ化に感じるプラボディとの違い、コレジャナイ」は感じませんでした。
「遜色ない」は言い過ぎかもしれませんが、それでも不満は感じることはないのが率直な感想であり私のの評価です。
複雑なデザインであるサイクロンマグナムをポリカボディ化してそれを抜いたタミヤの技術力の進歩はスゴいです。
しかしサイクロンマグナムをポリカボディ化をする為に無茶をしたのも事実です。
その辺りは細かく説明したのはコチラ
サイクロンマグナムポリカボディについて
☆「何故TZ-Xシャーシ?あえてTZ-Xシャーシなの?」
サイクロンマグナムプレミアムではARシャーシが採用されています。
なのにメモリアルサイクロンはARシャーシでなくスーパーTZ-Xシャーシが採用されております。
またARシャーシではなくてもメモリアルと言う点で言えば、当時のレーサーを熱狂させて鮮烈な印象を植え付けたスーパーTZシャーシでも良かったはずなのに、あえて「スーパーTZ-Xシャーシ」が採用されています。
記念すべきSPキットにわざわざスーパーTZ-Xを採用した狙いはなんでしょうか?
☆「追記。納得のコメント頂きました」
TZ-X採用の理由
私には皆目検討がつきません。またネット上でも「納得できる推論」も見つけられませんでした。
そんな時本日の通りすがりさんのコメントで
「TZシャーシでは現行のGUPが適用できない。現行のGUPが適用できるTZ-Xを採用された」
でストンと納得できました。
たぶん、折角の25周年と言うメモリアルの点で、ARシャーシでなく「TZシャーシ」にこだわりつつ GUPに対応できるTZ-Xシャーシ採用と言う考えなんでしょうね。
これは納得です。
☆「TZ-Xシャーシ再注目されるきっかけになるかも」
スーパーTZ-Xシャーシ採用されている定番商品は「バニシングゲイザー」のみで圧倒的に認知度が低いですし、もしかしたら触った事がないレーサーもいるのではないでしょうか?
認知度が低いのであまり評価されていない悲運のシャーシでもありますが、逆に熱狂的な支持者も存在しています。
今回メモリアルサイクロンに採用された事で認知度が高まり、もしかして再評価されるきっかけになる気がします。
実はメモリアルサイクロンでTZ-Xが採用された狙いは、認知度向上なのでは?
とちょっと思ったりしています。
☆「ARなら干渉しないのに」
サイクロンマグナムポリカボディに限ったことではなく他のボディでもある、TZ-X独特の問題でもありますが、TZ-Xシャーシのフロントバンパーにボディとひっかかって邪魔になる部分(スペーサー)があります。
そのスペーサーがサイクロンマグナムポリカボディと干渉します。
ARシャーシだと、そんなことないのでTZ-Xシャーシにこだわった弊害です。
☆「パーツ構成」
パーツ構成は
・ポリカボディ
・「FULLY COWLED MINI 4WD 25th ANNIVERSARY」の記念ロゴを彫刻したホワイトカラーのスーパーTZ-Xシャーシ
・蛍光グリーンのスパイラルスポークホイール&ブラックローハイトタイヤ
・クリヤータイプのステッカー
と記念すべきメモリアルキットに華を添える特別仕様のパーツ構成です。
☆「クリヤータイプのステッカーが一番の収穫」
クリヤータイプのステッカーが採用されています。
クリヤータイプのステッカーは「薄くてピッタリ貼れる」ので、覆うように貼る場面の多いフルカウルミニ四駆やサイクロンマグナムには向いています。
実際「ゴワゴワ」した感じがして良い感じです。
ちなみに!
ライトデザインは旧版のライトデザインが採用されております。
これタミヤ開発陣はこだわりましたね。
☆「ホイール&タイヤは自分で揃えろ。と言うことなのかな」
パーツ構成にはそこまで不満はないですが、
・ホイールはグリーンのメッキホイール。
・タイヤはロゴ入りスーパーハードタイヤ
にしてもっと豪華にしても良かったは気はします。
ただ!
現在「フルカウルミニ四駆25周年メモリアル」を冠したGUPが数多く販売していて、その中には特別仕様のグリーンのメッキホイールとタイヤは存在しているので、そこは自分で揃えろと言うことなんでしょうかね(苦笑)
☆「1年通して盛り上げた。フルカウルミニ四駆25周年の集大成」
私は以前のblog記事で
「タミヤはメモリアルイヤーを上手く活用しない。とってつけたように記念GUPを発売して終了。折角の記念の年だから1年通して盛り上げようよ!!」 と触れた事があります。
フルカウルミニ四駆25周年に関しては1年通してアイテムを発売して盛り上げたと思います。
その中でサイクロンマグナム メモリアル(スーパーTZ-Xシャーシ) -フルカウルミニ四駆25周年記念はフルカウルミニ四駆25周年メモリアルイヤーの集大成ではないでしょうか?
☆「リンク」
①サイクロンマグナムプレミアム
②ハリケーンソニック ポリカボディスペシャル フルカウルミニ四駆30周年記念
⑧サイクロンマグナム ポリカボディスペシャル フルカウルミニ四駆30周年記念
レッツ&ゴー関連の過去の日記はコチラからお願いします。
レッツ&ゴー目次
(改訂2021年4月6日)
コメント
切り出すのが大変でした(笑)
でもポリカでサイクロンマグナムが手に入るのは嬉しい限りです。
通りすがりながら失礼します。
・ARシャーシは『プレミアム』である一つの要素
・現行のパーツラインナップでは、特にリアステーがTZ非対応の物が多い
・『タミヤの商品』では『TZ-Xのサイクロン』は出ていない→無印・プレミアムとの違いを出せる(プライズはコラボ・提携品で別枠かと)
これらから、このサイクロンがTZ-Xになったのではないかと思います。
このマシンに限りませんが、無改造でローハイトに出来る小径のマシンは、リメイク版だと積極的にローハイトタイヤにしていますね。
ぺかちゅうさんコメントありがとうございます。
切り出し苦労しましたよね。 とくにタイヤアーチが切られていないので苦労します。
本日の通りすがりさんコメントありがとうございます。
「TZシャーシではGUPが適用できない」
はストンと納得できた意見頂きました。
たぶん、折角の25周年と言うメモリアルの点で、ARシャーシでなく「TZシャーシ」にこだわりたかったけど、GUP関連で向いていない。
「TZだけど、現行のGUPに対応できるTZ-Xシャーシ採用」と言う考えなんです。
これは納得です。
第一報を見た時は、ボディの処理はどうするんだろう?と思ったものでしたが
ガンブラスターみたいにプラボディなら抜けている所を繋ぐことで強度を確保していると知ってなるほどなと
KKYNさんコメントありがとうございます。
私はウイングは別パーツになると思っていましたよ。
ボディのはなしは次の記事にて。
いつも楽しく読ませて貰ってます。
タイヤ、ホイールに関してですが私はこれも良い選択なのでは?と思います。
私が直撃世代な所為かこのタイヤとホイールに強いノスタルジーみたいな物を感じました。(ホイール1つにそんなに思い入れを感じる私は少数派なのかもですが)
メモリアル商品だからすみまで特別感を出すべきかもですが思い出要素が混じるのもそれはそれでありなのではないかな?と思います。
マサさんコメントありがとうございます。
マグナム=蛍光グリーン(グリーン)のホイール
と言うのが定番なのは勿論わかっていますし、その定番を崩してほしくないのもわかっています。
ただ!
明らかにマグナムの蛍光グリーンを意識したであろう「グリーンメッキのホイール」がフルカウルミニ四駆25周年記念GUPで発売されていたりもします。
だから、つけて欲しかったと言う気持ちもあります。
ちなみに
私のサイクロンマグナムプレミアムの画像は、グリーンメッキのホイールです。 グリーンメッキもわるくないと思っています。
でも、TZ-Xってものすごく駆動系が悪いんだよなぁ…。
シャイニングスコーピオンさんコメントありがとうございます。
私は、駆動系の調整に労力を使うなら、最初から効率のよい新シャーシを使う派です。
世代的にそこまでTZシャーシに思い入れがないのですが「TZXシャーシは面白いな。弄りががあるな」 と感じる部分はあるかな。
ポリカで、25周年の記念マシンに選ばれた。
ホイールにノスタルジーと懐かしさに僕もかられました。
正直言えば、ネオトライダガーのカーボンみたいに本気出して、普通のプラボディでも買ってたね。
無印の50話と51話のアーカイブの動画がさらなる駄目押しですね。
形が変われど、シャーシもボディの仕様が変われど、フルカウルミニ四駆で一番売れたと言われたらね。
何故、TZXを採用したのか?は思ったぐらいよ。
当時を再現するなら、TZだってのは知ってる。
何かとサイクロンマグナムだけクローズアップさせたタミヤの意図まで見えてね。
豪本人の台詞ではないけど、自分で育てたミニ四駆で走らせるから楽しいよなーと、改めてね。
ポリカのリクエストも考慮して採用したのでしょうか。
旧版でもノスタルジーを感じ、全盛期のジャパンカップの先行販売の思い出まで甦る人達も沢山いらっしゃるよね。
まさしさんコメントありがとうございます。
ポリカボディ化は悲願だったので、25周年と言うことで良いのですが、
確かにプラボディでの特別キットも見たかったですね。