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「トヨタ ガズーレーシング TS050 HYBRID」実在するレーシングカーのミニ四駆化

ミニ四駆PRO

(私は8号車で作成しました)

☆「TS050と私」
トヨタ ガズーレーシング TS050 HYBRID(以下TS050と略)発売の一報が出て画像を見た時、グッと体温が上がり血圧が上がった感じがしました。TS050のミニ四駆化は予想外だったことと、今までなかった新機軸な事に対する期待から興奮しました。

☆「タミヤからの回答」

ミニ四レーサーには実在のレーシングカーが好きな人が多く、ル・マンなどで活躍するプロトタイプレーシングカーに対しても根強い人気があります。
人気があるので(=ニーズがあるので)
「ブラストアロー/ヒートエッジ」のように、プロトレーシングカーモチーフのミニ四駆は何台か発売しています。
とは言えあくまで「モチーフ」なので微妙に違います。
そこでブラストアロー/ヒートエッジをベースに実在のレーシングカーに近づける為に形状を変えカラーリングも真似して「より寄せたレプリカを作る」レーサーは多くいます。
今回のTS050のミニ四駆発売は、そんな
・プロトレーシングカー好き
・実在の車のミニ四駆化
・プロトレーシングカーに寄せようと改造していた人間
に対するタミヤの回答と言う一面はあるのではないかと思います。

☆「答え合わせ」

(ブラストアローはよく寄せたと思います。)
TS050とブラストアロー/ヒートエッジを並べて「ブラストアローはどれぐらい実際のレーシングカーにどれぐらい寄せていたんだ」と言う答え合わせができます。
並べてみると、ブラストアロー/ヒートエッジはレプリカ(モチーフ)として良くできていることを再確認できます。
普通 本物(TS050)がでるとレプリカは色褪せる事は多いですが逆にブラストアロー/ヒートエッジは再評価されるでしょう。

☆「重さ」

TS050のミニ四駆化と言うだけで充分なセールスポイントであり、ポリカボディでもなくプラボディでも良かった気はします。
とは言え、ポリカボディにより軽量になるのは確かです。
計量したところ
プラパーツ&塗装&シール込みですが
・TS050 9グラム
・ブラストアロー 19グラム
・アバンテクリヤーボディ 7グラム
となります。

☆「シールを貼る作業は大変です」

シールだけで再現するために、シールを貼る枚数が多く約50枚貼らないといけません。
枚数も多い上に、他のシールとデザインが繋がっているのでズレも許されず、かなり神経を使って貼らないといけません。
シールの素材は、普段のホイールシールでもなく、透けるタイプのフィルムステッカーではない「薄手の特殊」なタイプです。
粘着力が強く一度決めたあと無理矢理剥がすとボロボロになり貼り直ししづらいです。
一発で決める覚悟で貼らないといけません。
集中力を持続するためにも一気に貼らないで、休み休み貼っていく事をオススメします。

☆「車高はこれで良しとします。」

ホビーショーの展示や製品見本など事前の画像をみると、ポリカボディ特有の問題であるボディ位置が高い感じがして、少し不安でした。
ですが実物は、そこまで高くないのでこれで良しとします。
ボディ位置を低くする加工をすれば、もっと見映えが良くなります。

☆「ホワイトレタータイヤ付属でも良かったかな」

流石に定番商品でスーパーハードのホワイトレタータイヤが標準装備というのは無理な話ですが、
ノーマルでもいいので、実際のタイヤと同じホワイトレタータイヤが付属だったら、もっと雰囲気がでたとは思います。

☆「レーサー側でオリジナル塗装ができないのがTS050の欠点かな」
普通のミニ四駆ボディはレーサーの好きな色で塗装ができます。
TS050の場合 「実在のレーシングカーが存在している」と言うこともあり、いつものように違う色で塗装する事に抵抗感を感じます。
勿論 オリジナル塗装する人はいると思います。でも大部分の人は「このまま」でいくと思います。

☆「定番商品は驚きでしたが息が長いアイテムになるのでは?」

ミニ四駆PROシリーズ No.52と割り振られている事や型番からみても定番商品となります。
実在するレーシングカーと言う背景をみるとミニ四駆限定や期間限定でもおかしくないので定番商品での販売には驚きです。
でも短い期間でみても長い期間でみても、TS050を複数買う人は案外多く、いつでも買える定番商品が利いてくるのではと考えています。
短い期間で見れば、シールで7号車と8号車と選択出来ましたが、作らなかった方を欲しくなります。
またシール貼りで失敗した人も買うでしょう。
長い期間でみると「実在のレーシングカーのミニ四駆ボディがほしい」と言う人の受け皿になります。
ミニ四駆としては特殊な存在ですが、息が長いアイテムとなると思います。

☆「追記 2019年版登場」
2019年版のTS050も発売されました「トヨタ ガズーレーシング TS050 HYBRID 2019 (MAシャーシ) (ポリカボディ)」

☆「リンク」
過去の関連記事はコチラからお願いします。 ミニ四駆PRO目次

コメント

  1. 888 より:

    私はフジ優勝もあって7号車も作りました。
    何気に定番商品扱いなんでしたっけ。
    タミヤも頑張ってます。
    タイヤは新しくミシュランっぽく青地に白レターとか、バリエーション増えてほしいところですね。
    あと、不遇なスリックにもレタータイヤを…

  2. Halon より:

    実は11/2(金曜日)に模型屋さんを覗いたらこれが早速ありました。
    ただ、持ち合わせがなかったため、購入は来週に持ち越しです。
    なので、蔦屋さんにしてはブログに載せてくるまでちょっと時間かかってるなあ、とか思っていたんですが、ステッカーの数を見て納得。これは確かに時間がかかる。
    ちなみに、「トヨタ ガズーレーシング TS050 HYBRID ミニ四駆」で画像検索をしたところ、赤や青で塗装した猛者は未だいない模様……。

  3. てつ より:

    いつも見ています。これから作るので参考になりました( ^ω^ )
    ツイッターもフォローさせてもらいます。

  4. 管理人の蔦屋(つたや) より:

    888さんコメントありがとうございます。
    7号車も作りたくなります。
    私は小径パターンタイヤのホワイトレターが欲しいですね。
    でもニーズはないのかな。

  5. 管理人の蔦屋(つたや) より:

    Halonさんコメントありがとうございます。
    裏話としては、同日発売の黒マンタでしたが「早く手元に届いた方を先に記事を書く」と言うことにしていて、黒マンタの方が先に届いたので先になりました。
    ☆「塗装変更」
    前機種のTS040に塗装する人はいる気はします。
    私はTwitterで一人確認しましたよ。

  6. 管理人の蔦屋(つたや) より:

    てつさんコメントありがとうございます。
    てつさんのTwitterの「ピュアメタリックレッド」は気になって、むしろ私も参考になりました。

  7. レッドマシン より:

    車体の塗装指定色は…白ですか?
    他のサイトや製作動画などでステッカーだけで車体をほぼ覆い隠すような感じだったので気になります。
    あとネックはウイングで(ステッカーでフォローされますが)作り込みたくなります。
    昔、活躍していたTS030(赤と白のヤツだったか?)が好きだったので、コレはその後継機かな?

  8. 管理人の蔦屋(つたや) より:

    レッドマシンさんコメントありがとうございます。
    ステッカーで覆う感じで間違いないです。
    指定色はホワイトです。
    私は白と青のTS040の方の方が印象が強いです。
    ガズーレーシングになったことで、ガズーレーシングのカラーの「白×黒×赤」になったと言うことです。

  9. てつ より:

    ピュアーメタリックレッドは来月発売のDDDに使う為、今から練習がてらに塗っています(*´ω`*)

  10. 管理人の蔦屋(つたや) より:

    てつさんコメントありがとうございます。
    ピュアーメタリックレッドはマツダ車プラモの指定色と思っていたのですが、こんなに良いと気になりますね。
    DDDに使うの良いですね。真似したいな。

  11. てつ より:

    実はブライトマイカレッド(フェラーリF60の指定色)も試してみましたが、私はピュアーメタリックレッドの方が好みでした。
    この辺は個人の好みですね。
    追伸〜先程、ツイッターにピュアーメタリックレッドに塗装したヒートエッジ画像を載せました。

  12. 管理人の蔦屋(つたや) より:

    てつさんコメントありがとうございます。
    私は、ミニ四駆では赤を使わないので、あまり赤の塗料に興味なく、赤を使う時は「キャンディ塗装」一択です。
    でも!ピュアーメタリックレッドは「これ使いたいな」と思った色ですね。

  13. てつ より:

    万が一、蔦屋さんがピュアーメタリックレッドを買った時に参考になれば…
    ①塗り回数を重ねると色味が暗くなるような感じです。ファイヤードラゴンプレミアムのボディ色に近いです。
    ②実車のソウルレッドはメタリックレッドにクリアーレッドを塗り重ねていきます(板金塗装が私のお仕事)。
    ③深みのある色を再現するなら、ゴールドやピュアーメタリックレッドの下地色にクリアーレッド吹くと良い感じになるかも知れません。

  14. Re-Z より:

    おはようございます。定番になったのは大歓迎です。
    このミニ四駆を見てタミヤフェアでラジコンボディの塗装実演をしている『ぺいんとマスターズ』さんを思い出しました。デミオをカラーリングでシビックに似せたりするサークルさんです。ミニ四駆もやっていたと思いますので、このマシンを使って色々やってくれそうな気がします。

  15. 管理人の蔦屋(つたや) より:

    てつさん再びコメントありがとうございます。
    鮮やかな赤が欲しいので、
    ①シルバー下地
    ②回数を増やさず
    ③クリヤーレッド保護
    を考えています。

  16. 管理人の蔦屋(つたや) より:

    Re-Zさんコメントありがとうございます。
    若干値段が高いのがたまにきずです。
    模型作成(塗装)の楽しみがわかるミニ四駆でした。

  17. タツ坊3 より:

    一般商品だったのと値段が少々お高いので、今回はスルーしてしまいました。ステッカーの数が多いので、不器用な私は苦労しそうな印象です。

  18. 管理人の蔦屋(つたや) より:

    タツ坊3さんコメントありがとうございます。
    ちょっと高いのが難点ですが、シール貼りなどは
    苦手意識を感じなくても良いと思いますよ。

  19. じん より:

    やっぱりかっこいいですね。
    自分はスプレーもないのでそこからですけど、最後まで作るなら1700円ぐらいかかるんですよね…小遣いが少ないし行きつけの店にも飾ってないからなんか踏み出せないw
    みんな何でガズーレーシングって言うんですかね?車を見てメーカー名を言うみたいなものなのに。

  20. 管理人の蔦屋(つたや) より:

    じんさんコメントありがとうございます。
    手に入りやすいヨドバシ通販だと、ポリカ塗料スプレーは約500円でした。
    手持ちにない人だと完成させるために1700円ぐらい かかるけど、1700円で完成とわりきるしかないかな。
    私も記事を書いているとTS050と入力するより、ガズーと入力する方が楽なので、それが理由かも(笑)

  21. ダンシングコヨーテ より:

    実車がモデルのミニ四駆はワイルドミニ四駆各種やコペンなどはありますが、レーシングカーでは初なんですね。意外でした。
    再現度は高いと思うのですが、タイヤの上のフェンダー部分の高さが実車より高いのが不思議です。ミニ四駆でのデフォルメ化で外見のバランスをとるためなんですかね?

  22. 管理人の蔦屋(つたや) より:

    ダンシングコヨーテさんコメントありがとうございます。
    車高が高い(フェンダーの位置が高い)のは、ポリカボディ特有の問題ではないかと思っています。

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