☆「キャンディ塗装の定義」
模型制作で「メタリック塗装」と呼ばれている手法・・・下地のシルバー色の上に、幾重にもクリアーカラーを上掛けして着色。その深みのある色合いを「飴玉」に例え「キャンディ塗装」と呼ばれていますメタリック塗装の一種。~ネットより~
「キャンディー」でなく「キャンディ」が正しいのですが、私の日記は「キャンディー塗装」でお願いします。
☆「初心者が贈る初心者の疑問解決」
現在私はミニ四駆ボディ5台分キャンディー塗装で塗装しています。
5台なので偉そうに語れる資格はないですが、初心者が疑問に思う事は初心者の私からアドバイス出来るかなと思っています。
☆「キャンディー塗装の結論はシルバー次第」
最初に結論をいいます。
キャンディー塗装で一番重要なのは「下地のシルバー」です。
出来上がりは下地しだいです。
そうなると
「下地が重要なら、下地づくりに神経質にならないといけない?」
と言う事になりますが
今現在 優秀なシルバーが各社から発売しています。
優秀なシルバーと言うのは
「隠蔽力が強く。輝きがあり、神経質にならずに簡単に塗装できる」シルバー塗料があります。
なので簡単にそこそこな下地がつくれます。
結果 キャンディー塗装に重要な下地が簡単に作れるので「キャンディー塗装は簡単」なんです。
初心者が疑問や不安に感じる事は、大体は「シルバー」で解決できるし、その問題点も優秀なシルバー塗料に丸投げできるので、塗装する人間の技術は無関係です。
☆「エアブラシがないとキャンディー塗装は出来ないの?」
エアブラシがなくても、スプレー缶でもキャンディ塗装は出来ます。
ただ!できますが、コスト面で考えるとスプレー缶はオススメしません。
逆に筆塗りは「出来ません」
シルバーを塗った所にクリアーのついた筆を撫でるので「シルバーが溶けてきます」
どうしても筆塗りにコダワルとなるなら、私は試していませんが「ラッカーのシルバーの上にエナメルのクリア」とか一工夫して余計な労力とお金を使わないといけません。
☆「スプレー缶は、なんですすめない?」
すすめない理由は「できるできない」ではなく、
単純にキャンディ塗装する為に「シルバーとクリアーカラー」のスプレー缶2本買うコスト(1100円ぐらい)を出すなら「イージーペインター」を購入してください。
キャンディ塗装にエアブラシは必要ないですが、最低限イージーペインターは必要です。イージーペインター購入してください。
実際スプレー缶には「いいシルバー」があります。スプレー缶にこだわってもいい仕上がりも目指せます。
ただ!そのスプレー缶は1本1000円越えたりします。
1000円越えるならイージーペインターでしょうかね。
☆「下地のシルバーは何が良いの?」
キャンディ塗装で重要なのはクリアでなく下地のシルバーです。
そのシルバーには「いいシルバー」を使うべきです。
だからと言って「神経質になるシルバー」でなくてよいです。
私は「ガイアカラーEXシルバー」をオススメします。
逆にクレオスの普通のシルバーはオススメしません。
シルバーとして輝きが足りなくてただ「濁るだけ」です。
私はガイアEXシルバーを勧めますが、もちろんそれ以外も大丈夫です。
「輝き」を求めてキャンディー塗装するなら「輝き」が欲しいですよね。
そうなると
①光に反射して「白っぽい」シルバー(ホワイトシルバーでなく)
②キメが細かいシルバー
と感じるシルバーなら、下地に向いたシルバーです。
少し誤解されている「クレオスGXラフシルバー」は、別に粒子が粗いと言うわけでなく「輝きがやや強い」だけです。
筆塗りだと確かに「筆ムラによりラフ」なんですが、イージーペインターで均一に吹いてみると、ラフさがない輝きのある綺麗な塗装面ができます。
☆「クリアーは何回塗装すれは良いの?」
私は2回をオススメします。
3回だとクリアーの色が強くなり、下地のシルバーの影響はなくなります。
☆「メタリック表現としてはメタリック塗料より優れているの?」
メタリック塗料より優れているわけではありません。
もしメタリック塗料で「好みの色。目指した色」があるならメタリック塗料を選択すればよいです。
下地のシルバーで「どうにでも調整できます」が、キャンディー塗装は、言われているほどメタリック感はしません。
私個人的には「キャンディー塗装はメタリック表現でない」とさえ思っています。
☆「キャンディー塗装でメッキ表現できるの?」
ここで言うメッキ表現は「メッキ加工」とかのメッキ表現ですが、そう言う意味ではキャンディー塗装でメッキ表現はできません。
例えば
「普通の塗料のレッドとメタリック塗料のレッド」この二種類は違うレッドなのはわかりますよね。
「メタリック塗料のレッドとメッキのレッド」やはりこの二種類も違うレッドですよね。
同様に
「メタリック塗料のレッドとキャンディー塗装のレッド」も違うレッドです。
①普通の塗料
②メタリック塗料
③キャンディー塗装
④メッキ
は別々だと思った方がいいです。
メッキにできるシルバー塗料もありますから、そんなシルバーの上にクリアー塗料を塗れば キャンディー塗装でメッキ表現できるかもしれませんが、そこまでいくと「キャンディー塗装でなくメッキ加工」だと思います。
☆「なんで写真使って説明しないの?」
私自身 写真を使って説明したいのですが肉眼だと「違い」がわかるのですが、写真だと「違い」がでません。
何回か挑戦しましたが無理でした。すみません勘弁してください。
☆「突っ込みお待ちしております」
キャンディー塗装上級者からすると「それ違うよ」と言う部分もあるかもしれません。
私が初めてキャンディー塗装した時に疑問に思っていたことを、私が「初歩的な道具」を使って初心者であるうちに述べておきたかったので、今回日記にしました。
上級者様からのフォロー(突っ込み)お待ちしております
☆「リンク」
①キャンディー塗装はクセになります。
キャンディー塗装レベル1
塗料・塗装の過去の日記は此方からとべます。
塗料・塗装
コメント
こんばんは。メッキシルバーネクストの上からクリアーを塗ればメッキのキャンディー塗装は出来ますよ。クレオス社のブログに作例が載ってます。ガイアカラーのシルバーには鉄道用もありますから、それを使っても面白いかもしれませんね。あと余談ですが、ブリッツァービートルがマッドキャップと兄弟車だとラジコン歴の長いうちの兄が教えてくれました。
Re-zさんコメントありがとうございます。
本文の「メッキにできるシルバーに~」と言うのは、クレオス メッキシルバーネクストの事です。
しかし、メッキシルバーにするには「かなり神経質になります」ので、そこまでくると「メッキ加工がメイン」になるんで、キャンディ塗装の範囲にいれませんでしたよ。
マッドキャップの件 初耳でしたね。