工具｢私の紙ヤスリの話｣

☆｢塗装技術系記事の定番の挨拶｣
・水転写デカールの貼りかた
・塗料の薄め具合
のような模型作りの｢基本中の基本｣は意外ときちんと教わらず、模型解説でもボヤけて説明されている場面があります。
それは｢場面によって変わる｣ので一概に説明できなかったりします。

手探り見よう見まねで始めて結果なんとなく自己流でやりますよね。自己流で｢それで上手くやっている｣のですが、間違いかもしれませんし他に良い方法があるのかもしれません。
一方
自分が正解だと思っていた事が他人からすると｢え！そんな事しているの(笑)｣と笑われそうで、安易に説明などできません。
今回｢紙ヤスリ｣を取り上げるのですが、私は｢なんとなく｣でやっていますし、取り上げる事で笑われそうで怖いです。
私のやり方突っ込めそうでしたら｢やさしく｣突っ込んでください。

☆｢紙ヤスリの話が噛み合わない瞬間がある｣
紙ヤスリも何番(粒度)で始めて、何番でも終わるのか？
と言うのが、イマイチわからない。
わからないから調べるのですがネットの記事を読んでいると
｢え？800番で終わるの？｣
｢2000番までやるの？｣
｢1000番から急に2000番に飛ぶの？｣
とバラバラだし話が噛み合わない。
この記事を書くまで｢話が噛み合わない理由｣がわからなかったのですが
｢紙ヤスリどうしていますか？｣と聞かれて
ケース①表面を整える紙ヤスリ(主に合わせ目消し後)
ケース②塗装の為の紙ヤスリ(塗装の足付け)
ケース③最終的な仕上がりの為の紙ヤスリ(スケールモデルの艶)
ケース④他の場合
とどれを想定しているのかで、考え方ややり方、答え方が変わってくるですよね。

☆｢私と紙ヤスリ｣
私は紙ヤスリを使わないです。
と言いきれるほど、
全く使わないわけではないです。
基本的に
｢これ紙ヤスリをつかわないとヤバイな｣と言う感覚的な理由がないと使わず。毎回当たり前に使っていません。

☆｢私が用意している番手(粒度)｣

私は
○400
○600
○1000
◎1200
◎1500
◎2000
を用意しています。
なんでこの数字なのか？
なぜ800がないのか。
ズバリ
スタートが｢タミヤの紙ヤスリのセット｣だったので、それからずっとこれです。
ちなみに
○細目セット(400・600・1000)
◎仕上げセット(1200・1500・2000)
です。
足りなくなったら、ホームセンターで単品を買います。

☆｢足付けは600でストップ。傷隠しは1000でストップ｣
ここからは｢私の自己流｣です。笑ってくれても構いません。
ミニ四駆の場合エッジに色が乗らない場合があります。
その時に｢エッジに乗らないな。ヤバイな｣と感じときに｢エッジのみ｣を400か600で荒します。
荒らして粉が付いたまま塗装します。

ゲート跡の処理は
大体カンナ削りして、その後400→600→1000でストップ。
塗装していて｢傷残っているな。目測をあやまった｣となるけど、つや消しクリアで目立たなくなるかな。
傷が深くて視線が集まる所だとたまに1000番を越えて念入りにやすりがけします。
私はこんな感じです。

☆｢主流は800番なの？｣
今回この記事を書いてる理由なんですが
あるサイトを見たら
｢800で十分だろ｣
また別のサイトを見たら
｢800が一番消費する｣
と
800番が主流です。
スケールモデルの艶のシビアな調整だと800番は足りないけど、それ以外だと800番なんでしょうか？

前述した通り
私は400・600・1000番で世の中の主流(？)と言われる800を使っていません。
正直
私は｢600→1000番｣と2回しているのが
｢800番一回｣で済むなら、私も800番を主流に変えたいです。
皆さんどうしていますか？

☆｢で！たぶん800番絶賛のコメントを貰ったらスティックにするかな｣
コメントで
｢800番のみで済ませています。良いですよ｣と1コメントでも貰ったら、
｢800番のやすりスティック｣を導入しますかね。

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