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「ミニ四駆スターターパックMAパワータイプ」

ミニ四駆PRO

(シルバーで塗装してメインカラーを変更しています)

☆「ミニ四駆スターターパックMAパワータイプと私」
私は、FMAシャーシのスターターパックは発売日に購入しましたが、AR/MAシャーシのスターターパックは発売日に購入していません。
「購入していない=買う理由がなかった」
これがミニ四駆スターターパックMAパワータイプに対する評価でした。
この「買う理由がある/ない」と言うのが、スターターパックの評価に繋がります
(以下MAスターターと略)

☆「たぶん気になるのは走行性能ですよね」

実際の走行性能が気になってこの記事にたどり着いた人が多いと予想できます。
最初に触れておきますが、スターターパックは、説明書どおりに組んだだけなのに良く走るしコースを走りきれます。
ですが!
・劇的に速い
・レースに絶対に勝てる
ものではありません。これは断定できます。
現在のレースだと、ダッシュ系モーターを使ってる場合が多く見かけるので、トルクチューンPRO2だと速度が遅く感じます。
それでいて、マスダンなどの制御パーツが少ないので走りに不安定さも感じます。

☆「構成パーツ」

同梱されているGUPですが
・トルクチューンPRO2モーター
・スーパーハードタイヤ(ブラック)
・ブレーキセット
・フロントアンダーガード
・シリンダーマスダンパー
・ARシャーシFRPフロントワイドステー
・ARシャーシFRPリヤワイドステー
・EXギヤセット(3.7:1)
となっております。
スターターパックパワータイプのパワーは、トルクチューンPROとEXギヤセット(3.7:1)が由来でしょう。
構成パーツの評価ですが、押さえるべき所は押さえていますが、やはりレースで優勝するには力不足で「もう少しGUPが欲しい」と物足りなさを感じます。

☆「完走には十分。その完走は楽しいです」

必勝できる内容ではないのですが、押さえるべきパーツは一式揃っていて、ミニ四駆ステーションの一般的なレイアウトの常設コースで「完走する」には十分な構成パーツです。
完走できるのは重要ですし完走は楽しいです。
このキットを買って組めば完走できるマシンになる点は評価して良いですね。

☆「コストパフォーマンス」

厳密言えばノーマルモーターが付いていないのでその分を差し引く必要があるなど、細かい計算をしていないので「ざっくり計算」になりますが
◎ブラストアロー単体1100円
◎GUP 約3345円
総額4445円(税込み)のものが2420円(税込み)で買えます。
2000円ぐらいお得になります。
確かにFRPやモーターなどはワンランク上のセッティングになると、使わないパーツになりますが「使えないパーツ」ではないです。
ネジとスペーサーなどは、ワンランク上のセッティングになってもずっと使うパーツなので無駄にはなりません。
コスパはいいですね。

☆「このキットでしか手に入らないパーツ」

色までこだわらなければ、構成GUPは個別で揃える事ができるので同等品が作れます。
ただ2021年6月現在このキットでしか手に入らないカラーバリエーションのパーツがあります。
それが
・フィンタイプローハイトホイール(オレンジ)
・フロントアンダーガード(ブラック)
です。
過去、黒のフロントアンダーガードはミニ四駆限定パーツで単品で発売していたのですが、現在販売しておらずこのキットで手にいれるしかありません。また説明書によると黒のフロントアンダーガードはCSで取り寄せることはできません。
フィンホイールはメッキなど色々な色がでていますが、オレンジはこのキットでしか手にはいらず地味に貴重です。
このキットでしか手に入らないパーツがあるので、手持ちのGUPとノーマルのブラストアローで色まで同じものは作りづらいです。

☆「ボディは特別仕様にして欲しかったかな」
ボディはノーマルのブラストアローと同じ成形色とステッカーです。
同じ成形色ではなくスターターパックに付加価値を付ける意味で、
・特別仕様の成形色
・ステッカーを特別仕様
にして欲しかったです。
付加価値が付いていたら「買う理由」になって私は買っていましたね。

☆「シルバーにしました」

DSC_0235~10

前述した通りノーマルと同じボディなのは、勿体ないので、メインカラーだけを「シルバー」に塗装しノーマルと差別化を図りました。
ブラストアローでシルバーだと「催事限定 アルミメタリック」を彷彿しますが、勿論意識しましたよ(笑)
カラーレシピ
・ガイアカラーEXシルバー
・エナメル塗料 艶ありクリアーです。

☆「アドバンスパックがある現在でも色褪せない感じには驚いている」

この記事を書いている2021年6月にはスターターパックより実戦的なパーツ構成のアドバンスパックが存在しています。
アドバンスパックと比べると「スターターパック色褪せるかな」と当然考えていました。
でも実際手に取ってみると「色褪せず、むしろ以前よりスターターパック存在意味があるな」と感じました。
と言うのは、
アドバンスパックに較べてスターターパックは、GUPを足す必要があります。
足した分だけ自分のマシンになります。
最初から完成されているアドバンスパックにできない部分です。
スターターパックの物足りないと言うにがむしろ良いのでしょうね。

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☆「リンク」

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コメント

  1. KAZU より:

    やっぱり大人のミニ四駆はかっこいいです!

  2. 管理人の蔦屋(つたや) より:

    KAZUさんコメントありがとうございます。
    私も改めてブラストアローの良さを再確認しましたね。

  3. たむ より:

    アドバンスパックもそうでしたが、初心者にとってはシャーシの組み方の見本になりますよね
    「お得だがすぐに勝てる訳ではない」というのが絶妙だと思います

  4. 管理人の蔦屋(つたや) より:

    たむさんコメントありがとうございます。
    「お得だがすぐに勝てる訳ではない」は、良いこと言いますね。その通りなんですよ。
    でも、追加パーツでその人の色がでるのが良いんですよね。

  5. Re-Z より:

    こんばんは。個人的には同時期に発売されたほぼ同じ内容のエアロアバンテよりも、こちらの方がまとまって見える感じがしますね。改造ベースとしても優秀なので、一時期のレースマシンはこのセットをベースにしてました。

  6. 管理人の蔦屋(つたや) より:

    Re-Zさんコメントありがとうございます。
    サイドFRPがないのでエアロアバンテの方が「お得かな」と思ったりしました。
    手に入れてみると改造ベースとしてスタートしやすいと思いました。

  7. リラックマ より:

     武井ダッシュマシンが、
    MAで出してるので色々なシャーシがあれど
    MAしか僕は絞れてませんね…。
    でも、蔦屋さんのレビューを見ると、
    おっ、このシャーシって良いんじゃね?
    って思うのをチラホラと散見してしまいます
    十人十色、千差万別なのは百も承知ですが!!
    タミヤもそろそろ、
    新しいコンセプトのシャーシのマシンを
    出して欲しい!と、実は思っています…。

  8. 管理人の蔦屋(つたや) より:

    リラックマさんコメントありがとうございます。 ある特定シャーシばかり弄って、職人になるのも良いのですが、他のシャーシを弄ってみると「あのシャーシの良さ」もわかったりします。
    個人的にはVZシャーシで一段落したので「新シャーシは良いかな」と言う気持ちはあります。

  9. ブルーフランカー より:

    【基本性能はとても良いけど、レイアウト次第ではトルクフルな性能が災いする事も】
    自分も、MAスターターをベースに弄って、店舗の3レーンコースで走らせた事があります。
    ボディはロデオソニックやグレートブラストソニックにしていましたが
    ブレーキなしだとドラゴンバックで跳ねて逆走するくらい、トルク2PROはパワフルでした。
    自分は、ジャンプで姿勢を乱しやすい両軸は、
    片軸よりも苦手なので、何とか扱いやすさを向上しようと考えました。
    そこで、トルク2やアトミ2と(比較された場合)「遅い」と言われる事があるレブ2を搭載したところ、
    片軸マシンのように挙動がマイルドになりました。(MAだからレブ2PROですね)
    とあるショップのコースではタイムは数秒遅くなりましたが、
    辛うじてレブ2PROで40度バンクが登れましたし、それを考えると予想以上にパワフルに感じました。
    モーターは、トルク2系、アトミ2系、レブ2系、3種類そろえて使い分けるのもアリかもしれません。
    最低限、モーターとギア各種そろえるだけでもコースへの対応力は高まりそうと感じました。
    (オーバルホームサーキットではトルク2搭載のFMAとほぼ同等でした)
    カタログスペックによると、レブ2でも、ノーマルの1.5倍以上はパワーがあるので、
    意外と速い事もあるかもしれません。

  10. 管理人の蔦屋(つたや) より:

    ブルーフランカーさんコメントありがとうございます。
    両軸シャーシ全体に対して、独特なトルクのなさは感じます。
    それを踏まえて
    私の感覚だと、トルクPRO2&EXの組み合わせなら、独特なトルクの無さは解消された感じはします。
    だから私はMAの場合トルクが第一選択なんですよね。

  11. ブルーフランカー より:

    確かに、つたやさんのおっしゃる通り、タイム自体を取るならチューン系の中ではトルク2なんですよね。
    片軸両軸問わず、トルク2は使いやすかったですし。
    他のシャーシよりも20g程度重いセッティングで、少し吹けないトルク2を使ってても
    MAはトルク2搭載FMAと同等(あるいはそれ以上)のタイムは出してきたと記憶しています。
    カタログスペック(トルク)
    トルク2:20.4g/cm
    アトミ2:18.3g/cm
    レブ2:15.3g/cm
    ノーマル:10.0g/cm
    ただ、店のレイアウトによってはトルク2でCOしてライトダッシュで入るパターンもありました(片軸)から
    どうしても完走できない時の手段としてアトミ2やレブ2を1つ持ってる感じです。

  12. 管理人の蔦屋(つたや) より:

    ブルーフランカーさんコメントありがとうございます。
    私が自分自身でセッティングする場合
    両軸はトルク搭載
    片軸はアトミック搭載
    を始めの基準点とします。
    両軸の場合 トルクでCOするなら、そのセッティングが悪いので練り直す。
    COしないならライトダッシュにあげる。と言う感じです。
    モーターの種類を多くすると選択肢が多くなり、混乱とめんどくさくなるので、数を絞っています。
    持っているのですが、
    片軸の場合
    アトミックーライトーハイパーダッシュ
    両軸の場合
    トルク-ライトーハイパーダッシュ
    はセッティングで違いはわかりますが、
    「片軸のトルク」「両軸のアトミック」はよくわかりません。

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