☆「はじめに」
この記事では、2019年11月にサイクロンマグナムメモリアルに付属していた「サイクロンマグナムポリカボディ」を取り上げた記事を GUP「サイクロンマグナムクリヤーボディセット」が発売された事に合わせた加筆修正し、日付を変更して再投稿したものです。
蔦屋(つたや)のミニ四駆blog内では、正式名はクリヤーボディとなっておりますが、記事内で一目でわかるように「ポリカボディ」と変更させてもらっております。
☆「サイクロンマグナムポリカボディと私」
(一時は購入を諦めたのですが、何度もネット通販の在庫情報をコメントで教えてくれたリバプールの風になった男さんのおかげで購入できました。)
サイクロンマグナムメモリアルにポリカボディが同梱されていたので、「すぐGUPで単品発売される」と予想していたのですが、
メモリアル発売が2019年11月で、GUP発売は2021年3月なので、16ヶ月とだいぶ期間があいたことに驚きです。
☆「思いもしなかったサイクロンマグナムのポリカボディ化」
これは私だけでなく世の中のレーサー誰もが
サイクロンマグナムの形状は複雑ですので、ネタで「サイクロンのポリカボディだせ!」とは言うものの、ポリカボディ化の可能性はないと考えていたと思います。
だから実際サイクロンマグナムがポリカボディ化される事に対して「出せるんだ」と言う驚きからの戸惑い感情と予想外だからこそ興奮の感情があります。
初登場のメモリアル発売から時間が経ちますが「戸惑いの感情」はまだ強くあります。
☆「成形に不満はない。満足している。」
実際プラボディと並べてみましたが
プラボディとの違いやコレジャナイ感からくる残念な気持ちは感じませんでした。
「遜色ない」は言い過ぎかもしれませんが、ポリカボディの成形には満足はしています。
☆「とは言え!無茶もしている」
しかし複雑な形状のサイクロンマグナムをポリカボディ化をする為に無茶をしたのも事実です。
無茶ポイント①ウイングは一体化
無茶ポイント②切り出しの難易度が高い
と言う点で無茶はしています。
この無茶のツケは、購入者が払っている気がしますね。
☆「無茶ポイント①ウイングの一体化と苦肉の策」
残念ながらウイングは別パーツではなく、ウイングと本体に余白をつけて「ウイングと本体が一体化」しております。
この一体化はウイングの接続問題と強度を出す目的で、こういう形になったのでしょう。
だから「この余白邪魔」と言って、この余白を切除するとウイングの保持や強度の問題がでるので、私は切らない事を奨めます。
しかし
この余白はプラボディにはなかった部分で余計な存在であり「残念ポイント」でもあります。
タミヤも自覚しているので苦肉の策として、余白部分を「影」にして誤魔化すステッカーを用意しました。
☆「別にステッカーを貼らず透明のままでも良いのでは?」
余白を誤魔化すステッカーを用意したのはタミヤの配慮だと思います。
私は、わざわざステッカーで影にせずとも「透明のまま」の方が自然だったとは思います。
透明にすると「塗りわけの手間」がかかります。
マスキングができて、手間も大丈夫な人ならステッカーを使わず、透明のまま残した方が自然だと思います。
☆「無茶ポイント②切り出しは難しい」
サイクロンマグナムポリカボディの切り出しの難易度は高いです。
ポリカボディの切り出しに苦手意識を感じる人も多いと思いますが、サイクロンマグナムポリカボディの切り出しは、普段以上に覚悟は必要です。
それでも
・カッター
・ハサミ
・小回りが利く小さいハサミ
・紙ヤスリ
があると大分楽になるので、用意するのがいいでしょう。
☆「タイヤアーチは切られていません」
タイヤアーチは切られていないので、自分で円形に切り出さないといけません。
タイヤアーチの綺麗な円形に切り出すコツとして
①円筒状のものに紙ヤスリ(400番手)を貼りつけたものを用意
②多少ギザギザになってもある程度までタイヤアーチを切り出しておく
③あとはヤスリをかけて整える。
これで丸く切り出せます。
☆「GUPでもクリヤータイプのステッカーが付属します」
ライトデザインは旧版のライトデザインが採用されております。
これタミヤ開発陣はこだわりましたね。
GUPでもクリヤータイプのステッカー(フィルムステッカー)が採用されました。
私はこれを非常に評価したいです!!!
クリヤータイプのステッカーは「薄くてピッタリ貼れる」ので、覆うように貼る場面の多いフルカウルミニ四駆やサイクロンマグナムには向いています。
ポリカボディをレース用につかって、このフィルムステッカーを使わない人も多いでしょう。
使わないなら、余ったフィルムステッカーをプラボディのサイクロンマグナムに使えば良いです。
ワンランク上のクオリティーのノーマルサイクロンマグナムを作れますよ!!
正直私はメルカリなどに出回る、余ったフィルムステッカーを狙っていきたいです。
☆「今後は躊躇なく使われるでしょう」
メモリアルに同梱したものは、やはり数が少なく貴重だったので、使いづらい気持ちが発生します。
しかしGUPでポリカボディ単品が発売された事で、今後は「躊躇なく使われるのか」とは考えています。
特に「切りやすいポリカ素材の利点」により、レース向けギミック搭載するためにバッサリ切られたサイクロンマグナムポリカボディがレースシーンでよく見かけられると思います。
一方 ノーマルのサイクロンマグナム好きが多いからこそ、「バッサリ切らず、それでいてレース用ギミックは搭載したい」と言うロマンを追求したボディも多く見かけると予想しています。
私はレース向けというよりも、
ポリカボディの切り出しを変更して、違う形になったサイクロンマグナムに期待しています。
☆「サイクロンだせるならハリケーンもポリカボディでだして!ビートも出して」
サイクロンだせるなら、ハリケーンのポリカボディも出して欲しい。
そして「ビートマグナムのポリカボディも出して」と期待してしまいますね。
ださないかな。
☆「リンク」
①サイクロンマグナムメモリアル(スーパーTZ―Xシャーシ)フルカウルミニ四駆25周年記念
③サイクロンマグナム ポリカボディスペシャル フルカウルミニ四駆30周年記念
過去のパーツ関係の日記はコチラからいけます。
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コメント
本家の方では『一枚板』だったものが、TS050みたいな『段差』になっているってことですか。
XTOも段差なので。
後から張り出しているウイングだから仕方ないね。
ネオトライダガーみたいに『別パーツ』みたいな形状じゃないから難しいですね。
ポリカ比較。
よく見るとダクトや余白に結構、「黒」ステッカー入ってますね。
ダクトや括れがポリカ時の弱点かな。
ギヤケース露出の部分や、ビートでドラサス入る後部の段差とか、よく出来ていると思います。
レッドマシンさんコメントありがとうございます。
TS050の場合 プラボディがなくポリカボディしかないので「段差と言う表現しかないない。これで正解」となります。
サイクロンマグナムの場合プラボディがあるので「違う」と言う気持ちにはなります。
それでも段差も悪くないかな。
触って実感しましたが、ウイングの余白部分は仰る通り切り抜いてはダメですね、これ汗
強度的にも、一体化で正解だったと思います
メロンパンさんコメントありがとうございます。
この余白は、必要です。
でも!切る人いるんでしょうね(もしかしてメロンパンさん切りました?)
おはようございます。シールが左右対称なら、内側に左右対称に貼って簡単にマスキング出来ると思うのですが、どうでしょうか?リアスポをネジ止めにするとそこから割れる事があるので、今回のタミヤさんのやり方は正解だったと思います。
あり得るかどうかは別にして、仮にボディだけ一般販売するとしたらステッカーだけプレミアム版の模様にするとかで違いを出してくるのかな?とか思います。
そういえば、このキットをARシャーシで出さなかったのは、前後のギヤ・モーターケースの形をボディ側に整形したときに、もともとの形状を維持するため(ARシャーシだとギヤケース部分の形が違うので、ボディの形を多少変えないと密着せずに違和感が出てしまう)だったりするのかも?と思いました。
Re-Zさんコメントありがとうございます。
ステッカーを型にしてマスキングテープの切り出しですかね。
ぺかちゅうさんコメントありがとうございます。
余白用のステッカーがあるので、ポリカボディ用ステッカーが使われると思います。
それがホイルシールになるかクリヤーステッカーになるかの問題かな。
☆「ARの方がしっくりくる」
TZXシャーシはフロントが干渉して窮屈に無理に乗せているのですが 実はARシャーシの方が「干渉なく載ります」
無塗装と塗装で2台作りましたがフロントが窮屈な様子はないですね。
素組みでバンパーのスペーサーにギリギリ接触していない状態です。
切り方の問題ではないですか?
bhさんコメントありがとうございます。
実は気になったので、干渉する部位を少し切断しました。なので私の切り方の甘さは否定できません。
手に入って良かったですね
ちなみに今日、スピンバイパーのブラックスペシャルを組み立てました。
シャーシは当然FM-A。
キャッチャーダンパーの上に取り付けるつもりだったので前回はがっつりウイング切り離しました。
結果フレキが沈み込む時に支えを失った両サイドがぐにゃぐにゃしてタイヤに当たる当たるで結局捨てる羽目になりましたw
サイクロンマグナムポリカはなかなか
切り出し難しかったっすね~
でもやはりカッコ良かったです。
デッドプールさんコメントありがとうございます。皆さんのおかげです。
ブラックはうらやましいですね。
私は購入無理かな。
ケンさんコメントありがとうございます。
私も切り離しとか色々考えたのですが、
「強度でないな」
「ギミック絡めるにも、リアカウルのタイヤハウスが干渉するかも」
など不具合は考えました。
しかしキャッチャーダンパーの事は考えませんでした。
もったいなことしましたね。
ナッチーさんコメントありがとうございます。
複雑なラインで切り出し大変ですよね。
カッコいい の感情は勿論あるのですが「よくカッコよく成形したよ」と言う感情が強いかな。
サイクロンのボディを切っていてマグナムセイバーの再販しないかな?と思ってしまいました
とりあえず
曲線が多くて大変でしたがフロントカウルとウィングを切り離して更に軽量化してしまいました(笑)
故意ではないです
新橋の暴れ馬さんコメントありがとうございます。
そのうちマグナムセイバーポリカボディは再販されるのではないかと予想しています(あくまで私個人の見解です)
プラボディだと外してしまうのですから、ポリカボディは、フロントカウルとウィングを残しても良かったのでは(笑)