ねりもの大賞2020

大晦日に１年間blogでとりあげたミニ四駆の中から個人的に心を動かされたキットを｢個人的ベストキット大賞｣として紹介しています。
ベストキット大賞とは別に、映画のアカデミー賞の前日にラジー賞があるように、個人的ベストキット大賞発表前日に、ベストキット大賞とは反対の賞も発表しています。
その賞の名前は｢ねりもの大賞(練り物大賞)｣といいます。
このネーミングには、私の中では深い意味と歴史がありますが長くなるので説明しません。
個人的ベストキット大賞の反対の賞は｢ねりもの大賞｣だと思ってください。
では！
2020年のねりもの大賞の発表です。

大賞
・漫画 ハイパーダッシュ四駆郎
次点
・ダンガンレーサーのステッカー剥がれ
です。

☆｢ねりもの大賞 漫画ハイパーダッシュ四駆郎｣
・少年漫画の終盤
・元々のダッシュ四駆郎
・武井宏之先生の漫画
は大風呂敷を広げた結果、その大風呂敷を畳もうとして｢超展開｣になり破綻しがちです。
そして｢俺たちの戦いはこれからだ～１部完～｣な感じで最終回を迎えるのが常です。
それをわかっていても、ハイパーダッシュ四駆郎3巻収録の物語が超展開過ぎて、置いてきぼりになって読んでいてキツかったです。
それでも｢私はこれからもハイパーダッシュ四駆郎についてゆく！｣と言う覚悟があったのですが・・・・
来春からコロコロアニキが電子版のみになるのが告知されたことで、電子版にきり変わるタイミングで｢俺たちの戦いはこれからだ！｣的に最終回を迎えるではないかと言う不安になりハイパーダッシュ四駆郎に対して心が折れてしまいました。(電子版でも続くかは不明)
ハイパーダッシュ四駆郎のマシンデザインやザウルス先生デザインのマシンをリファインしたイラストには｢たぎる｣ものがあり、10年20年とハイパーダッシュ四駆郎の新マシンをデザインし続けて欲しいとは思いますが、あの超展開な漫画は読み続けられないのが本音です。

☆｢次点 ダンガンレーサーのステッカー剥がれ｣
今年からダンガンレーサーを作り始めました。
完成させて3ヶ月ぐらいで｢ステッカーが剥がれてきます｣
剥がれ方も端からジワジワとではなく｢ぺろん｣と大きくめくれるように剥がれてきます。
経年による糊の劣化だと思うので｢しょうがないのかな｣とわりきっている部分ですが、ダンガンレーサーより古いミニ四駆のステッカーでは、こんなに短時間で剥がれないのでダンガンレーサー特有の問題な感じがしています。
(どうやら当時からステッカー剥がれの問題はあったようです。)
剥がれたら、新たに糊を塗って対策をしているのですが、その作業が多いので結構ストレスを感じています。

以上がねりもの大賞の寸評です。
これ以降は、ねりもの大賞ほどではないのですが今年私がしかめっ面になった事をあげます。

☆｢コスモソニックのステッカー貼り｣
今年のミニ四駆を振り返っていて｢もうこりごりだよ(苦笑)｣としみじみ思ったのが、コスモソニックのステッカー貼りでした。
あれはホントつかれました。もう一回やれ！と言われたら｢体力と覚悟の為にあと1年待って｣と泣きを言うと思います。

☆｢マークセッター｣
デカール貼りに都合が悪くなった部分があり、それを改善するために、今年から｢マークセッター｣を導入しました。
導入して良かったと思う部分とマークセッターを導入した事で新たな都合の悪さが生じたのでマークセッターを手放しで｢導入して良かった｣と素直に誉められなかったりします。

☆｢新しい説明書｣
夏以降の新規デザインのミニ四駆から、説明書の形式が新しくなりました。
広げなくて済むので、作業机のスペースを圧迫しない点はありがたいです。
ただ！
ボディの組み立ての順番が最後になったので、シャーシを組んだ後に｢あっ！塗装あるんだ｣と気づかされたりして、今までとは違うので調子が狂います。
新形式で良いのですが、ボディの組み立てに関しては従来どおり最初にしてくれませんかね。

2020年ねりもの大賞と気になった点は以上です。
共感や同意ができず反論や異論もあると思いますが、あくまで私個人の意見なんで、その点はよろしくお願いします。

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